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ブックガイド

明治から大正へ。新聞記者がのめり込む明治神宮造営

明治から大正への時代が変わるときに光を当てた、朝井まかてさんの近代時代小説、『落陽』(祥伝社文庫)を紹介します。 明治神宮に参拝に出かけることがあります。 参宮橋の西参道から入場することが多く、武蔵野の林を想起させるような木々の間を抜けてい...
新刊情報

「2019年5月の新刊 下」をアップ

2019年5月21日から5月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年5月の新刊 下」を掲載しました。 今回は中公文庫から刊行される、矢野隆さんの平安時代小説、『鬼神』をとり上げてみました。 著者の矢野隆さんは、室町...
武家

南国・園瀬で清々しく生きる、道場主の家族の物語

野口卓(のぐちたく)さんの文庫書き下ろし時代小説、『家族 新・軍鶏侍(しん・しゃもざむらい)』(祥伝社文庫)を紹介します。 南国の園瀬を舞台に、剣術道場を営む傍ら、闘鶏用の軍鶏を飼育する岩倉源太夫とその家族や弟子たちを描く、書き下ろし時代小...
読書・本

『文蔵 2019.6』の特集は、そうだ 京都本、読もう

『文蔵 2019.6』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、青春、ミステリーからファンタジー、グルメまで そうだ 京都本、読もう です。 京都は人口147万人を超える大都市でありながら、観光地、学生街であり、歴史と伝統が息づく街でもあり...
剣豪

迷い熊、名門道場玄武館で伝説の剣士と立ち合う

芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(二) 迷い熊衛る(まよいぐままもる)』(双葉文庫)を紹介します。 1巻では、間野生馬(まのいくま)が、十年に及ぶ長き武者修行から江戸へ戻ってきたら、主なき道場は五世...