シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布
人物

松阪で蒲生氏郷と本居宣長と三井高利をリスペクト

遅い夏休みをとって、名古屋へ行ってきました。あいにくの雨模様の中、今回は、三重県の松阪市(まつさかし)まで足を延ばしました。 松阪は、名古屋から近鉄特急で70分ほどで、伊勢市の手前となります。ブランド牛肉「松阪牛(まつさかうし)」と、縞柄が...
伝奇

新解釈の本能寺の変。森蘭丸を描くピカレスク小説

ハヤカワ時代ミステリ文庫の創刊第2弾、大塚卓嗣(おおつかたくじ)さんの長編歴史時代小説、『天魔乱丸』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を入手しました。 著者は、『天衝 水野勝成伝』『宮本伊織』『くるい咲き 越前狂乱』など、戦国時代の個性的な武将を...
ブックガイド

『文蔵 2019.11』は、「恋愛小説」の新潮流を特集

『文蔵 2019.11』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、令和の新しい人間関係を読み解く 「恋愛小説」の新潮流 です。 作家の竹宮ゆゆ子さん、佐々木愛さんへのインタビュー記事と、吉田伸子さんによるブックガイド、「恋愛の多様性」を感じ...
歴史読み物

話したくなる、江戸の武士と町人が楽しんだ飯・酒・女

歴史家の安藤優一郎さんの江戸時代をテーマにした読み物、『大江戸の飯と酒と女』(朝日新書)を入手しました。 本書のプロローグにによると、江戸時代の食というと、米食のイメージが強いですが、江戸をはじめとした都市では野菜・果物や魚・獣肉などバラエ...
戦国

信長さえ、いなければ…。翻弄された戦国“脇役”列伝

天野純希さんの戦国時代小説、『信長嫌い』(新潮文庫)を入手しました。 2020年のNHK大河ドラマで明智光秀への関心が高まっています。ドラマでは、織田信長は敵役?として描かれるのでしょうか。 光秀のほかにも、「信長嫌い」の武将たちが少なくあ...