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剣豪

迷い熊と千葉の小天狗、卑劣な道場破りに猛る

芝村凉也さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(四) 迷い熊猛る』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、心優しき巨躯の剣士「迷い熊」こと、間野生馬が悪を討つ、痛快人情活劇シリーズの第四弾です。 いまだ弟子不在とはいえ、無事再開した間...
中国

マンガ、ゲーム、小説、伝説の三国志から、リアルの世界へ

この週末、上野公園にある東京国立博物館平成館で開催中の、「特別展 三国志 Three Kingdoms Unveiling the Story」を見てきました。 当日は梅雨寒で雨の中にもかかわらず、20分の入場規制が敷かれる盛況ぶりでした。...
幕末維新

大奥最後の日に、五人の女中は何ゆえ江戸城に残ったのか?

朝井まかてさんの長編時代小説、『残り者』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、慶応四年(1868)四月十日、徳川家の「江戸城明渡し」の日の大奥を描いた、幕末時代小説です。 時は幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍の襲来を恐れ、女...
新刊情報

「2019年7月の新刊 中」をアップ

2019年7月11日から7月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年7月の新刊 中」を掲載しました。 今回は講談社文庫から刊行される、朝井まかてさんの『福袋』をとり上げます。 本書は、朝井まかてさんの初の時代小説短...
女性

祝言も決まり、幸せをかみしめる女職人・律に事件が……。

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『つなぐ鞠(まり) 上絵師 律の似面絵帖』(光文社文庫)を入手しました。 本書は、着物などの反物に絵を描く職人・上絵師(うわえし)として仕事に、一人の女性として幼馴染みの涼太への愛に、精...