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ブックガイド

「ミステリマガジン」誌の<ハヤカワ時代ミステリ文庫創刊>特集

『ハヤカワ ミステリマガジン 2019年11月号』の特集は、ミステリの早川書房から新たに生まれた時代小説レーベル、<ハヤカワ時代ミステリ文庫創刊> です。 レーベル創刊を記念して、時代小説特集。ミステリファンはもとより、時代小説ファンも大満...
市井人情

学問一筋の用心棒が花街を守る、深川人情シリーズ第4弾

荒崎一海(あらさきかずみ)さんの文庫書き下ろしシリーズの第四弾、『九頭竜覚山 浮世綴(四) 小名木川(おなきかわ)』(講談社文庫)を入手しました。 主人公の九頭竜覚山(くずりゅうかくざん)は、出雲国松江藩十八万六千石松平家の食客のような存在...
戦国

青年期から本能寺の変まで、歴史小説で読む、明智光秀の謎

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公、明智光秀を描いた、文庫オリジナルの歴史時代小説アンソロジー、『光秀 歴史小説傑作選』(PHP文芸文庫)を入手しました。 池波正太郎さん、山岡荘八さんから、植松三十里さん、冲方丁(うぶかたと...
オンデマンド本

人形佐七だけじゃない、横溝正史さんの懐かしの捕物帳

名探偵金田一耕助シリーズでおなじみの、横溝正史(よこみぞせいし)さんの捕物小説、『朝顔金太捕物帳』(捕物出版)をオンデマンド本で入手しました。 横溝さんの捕物小説といえば代表作の「人形佐七捕物帳」が頭に浮かびますが、浅学ゆえに本シリーズのこ...
市井人情

育ての親の稼業を継ぎ、お市は深川で私立探偵を始める

『よろず屋お市 深川事件帖』 誉田龍一(ほんだりゅういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『よろず屋お市 深川事件帖』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を紹介します。 著者は、「大目付光三郎」「御庭番闇日記」など痛快な活躍が楽しめるシリーズや、「日...