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武家

藩きっての臆病者が、郡方同心となって成長する青春時代小説

吉橋通夫(よしはしみちお)さんの人情青春時代小説、『ずくなし半左事件簿』(角川文庫)を入手しました。 2018年4月から2019年6月まで、「しんぶん赤旗」日曜版に連載された「ずくなし半左事件簿」を加筆修正のうえ、文庫化した作品です。 著者...
お知らせ

『傑作! 巨匠たちが描いた小説・明智光秀』の解題を執筆

出版元の宝島社から10月4日発売予定の、この時代小説がすごい!シリーズの時代小説アンソロジー、『傑作!巨匠たちが描いた 小説・明智光秀』(宝島社文庫)の見本を送っていただきました。 本書は、来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公・明智...
剣豪

道場を継ぐと決意した息子の成長を描く、「新・軍鶏侍」第3作

野口卓さんの文庫書き下ろし時代小説、『羽化(うか) 新・軍鶏侍』(祥伝社文庫)を入手しました。 南国の藩・園瀬(架空の地)が作品の舞台。剣術道場を営むかたわら、その動きの美しさに魅せられて軍鶏を飼育する「軍鶏侍」こと、岩倉源太夫とその家族や...
古墳・飛鳥・奈良

「2019年10月の新刊 上」をアップ

2019年10月1日から10月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年10月の新刊 上」を掲載しました。 今回は、徳間文庫から刊行される、澤田瞳子(さわだとうこ)さんの短編集『秋萩の散る』を紹介します。 江戸時代の...
作家

時代小説の名手がアメリカで出会ったもの、考えたこと

山本一力さんのエッセイ集、『旅の作法、人生の極意』(PHP研究所)を入手しました。 山本一力さんの作品の中には、損料屋の主人や博徒の親分など、その言動に一本芯の通った大人の男が登場するものが少なくありません。そのヒントは、さまざまな職業経験...