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武家

海賊の盗米四千俵を捜す正紀。常陸府中藩では一揆再び

千野隆司さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石 無人の稲田(ぶにんのいなだ)』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、一石でも欠けると大名でなくなる、崖っぷちの一万石の下総高岡藩に養子入りして、世子となった、井上正紀が藩が直面する危機を...
捕物

米騒動に震撼する堂島蔵屋敷で手代が殺しが…。大坂編第2弾

辻堂魁さんの文庫書き下ろし時代小説、『天満橋まで 風の市兵衛 弐』(祥伝社文庫)を入手しました。 本書は、前作の『縁の川』に続き、唐木市兵衛で親友の《鬼しぶ》こと、渋井鬼三次の息子・良一郎とともに大坂で活躍します。 定町廻り《鬼しぶ》の心配...
新刊情報

「2019年8月の新刊 下」をアップ

2019年8月21日から8月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年8月の新刊 下」を掲載しました。 今回は中公文庫から刊行される、宮本昌孝さんの長編時代小説、『ドナ・ビボラの爪 上-帰蝶純愛 篇』を紹介します。 ...
伝奇

「一日だけ儂を晦まして欲しい」依頼人は老中松平武元

今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説、『冬晴れの花嫁 くらまし屋稼業』(時代小説文庫)を入手しました。 本書は、金さえ積めば、この世の今の暮らしからくらましたい人を助ける、「くらまし屋稼業」シリーズ第5弾です。毎回、奇想天外な方法で依頼人か...
読書・本

『文蔵 2019.9』の特集は、体感温度が3℃下がる物語

『文蔵 2019.9』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、今年の残暑は本を読んで乗り切ろう! 体感温度が3℃下がる物語 です。 文芸評論家の大矢博子さんが、怪談、ホラーから、身の毛がよだつ人間の怖さを描いた話、物理的に寒い極寒の地の物...