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幕末維新

大奥最後の日に、五人の女中は何ゆえ江戸城に残ったのか?

朝井まかてさんの長編時代小説、『残り者』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、慶応四年(1868)四月十日、徳川家の「江戸城明渡し」の日の大奥を描いた、幕末時代小説です。 時は幕末、徳川家に江戸城の明け渡しが命じられる。官軍の襲来を恐れ、女...
新刊情報

「2019年7月の新刊 中」をアップ

2019年7月11日から7月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年7月の新刊 中」を掲載しました。 今回は講談社文庫から刊行される、朝井まかてさんの『福袋』をとり上げます。 本書は、朝井まかてさんの初の時代小説短...
女性

祝言も決まり、幸せをかみしめる女職人・律に事件が……。

知野みさき(ちのみさき)さんの文庫書き下ろし時代小説、『つなぐ鞠(まり) 上絵師 律の似面絵帖』(光文社文庫)を入手しました。 本書は、着物などの反物に絵を描く職人・上絵師(うわえし)として仕事に、一人の女性として幼馴染みの涼太への愛に、精...
オンデマンド本

三代目尾上菊五郎似の捕物名人、千両文七、お目見え!

高木彬光(たかぎあきみつ)さんの往年の捕物小説をオンデマンド本として復刊した、『千両文七捕物帳 第一巻』(捕物出版)を入手しました。 高木彬光(1920年9月25日~1995年9月9日)さんは、『能面殺人事件』や『白昼の死角』などで知られる...
伝奇

おいらん若君、娘の生き肝を食らう河童の正体を暴く

鳴神響一(なるかみきょういち)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おいらん若君 徳川竜之進 凶嵐』(双葉文庫)を入手しました。 吉原一の花魁にして、尾張徳川家の御落胤・徳川竜之進が、浮き世の悪鬼を成敗する痛快伝奇シリーズの第4弾です。 七夕飾り...