お知らせ

第13回日本歴史時代作家協会賞の候補作品が発表されました

2024年6月20日(木)、日本歴史時代作家協会より、第13回日本歴史時代作家協会賞の新人賞、文庫書き下ろし新人賞、作品賞の候補作品が発表されました。各部門の候補ともに、どの作品が受賞しても不思議ではない力作、秀作ぞろいです。ぜひ、この機会...
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「時代小説●2024年6月下旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『長屋の仇討ち 大江戸秘密指令5』|伊丹完|二見時代小説文庫2024年6月21日から6月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年6月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今月は中旬までに主な出版社から文庫が刊行された...
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堀切村の花菖蒲で「義兄にもちょっかいは無用にて」の急展開

『義妹にちょっかいは無用にて(3)』|馳月基矢|双葉文庫馳月基矢(はせつきもとや)さんの時代小説シリーズ、『義妹にちょっかいは無用にて(3)』(双葉文庫)を紹介します。刊行時(2024年4月)に読んだのですが、バタバタしていてアップできず、...
人物

この世の全て知り尽くす、南方熊楠の数奇な運命を描く

『われは熊楠』|岩井圭也|文藝春秋6月13日(水)に、第171回直木賞候補作品が発表になりました。今回、歴史時代小説からは、岩井圭也さんの『われは熊楠』(文藝春秋)がノミネートされました。本書は、著者の初めての歴史小説です。博物学者で、生物...
女性

ここは人生の雨宿りをする場所。女たちの縁切寺、徳川満徳寺

『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』|遠藤彩見|集英社文庫江戸の縁切寺といえば、鎌倉の東慶寺が有名で、いろいろな作家によって、時代小説でも何度も描かれています。遠藤彩見さんの初の時代小説、『虹を待つ 駆け込み寺の女たち』(集英社文庫)は、もうひ...