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武家

家斉の三つの遺命を帯び、御庭番村垣範正が奔る

誉田龍一さんの文庫書き下ろし時代小説、『最後の大疾走 御庭番闇日記(三)』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、御庭番の家に生まれながらも、箱館奉行や外国奉行、神奈川奉行を歴任して、遣米使節団の副使としてアメリカに渡たるなどの活躍をした幕臣...
新刊情報

「2019年7月の新刊 下」をアップ

2019年7月21日から7月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年7月の新刊 下」を掲載しました。 今回は角川文庫から刊行される、新美健(にいみけん)さんの『炙り鮎 内藤新宿〈夜中屋〉酒肴帖』に注目しています。 ...
文学賞

大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』が、第161回直木賞受賞

第161回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2019年7月17日(水)築地・新喜楽で開催され、6作品の候補作の中から大島真寿美さんの『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び(うず いもせやまおんなていきん たまむすび)』が受賞作に決まりま...
剣豪

迷い熊と千葉の小天狗、卑劣な道場破りに猛る

芝村凉也さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(四) 迷い熊猛る』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、心優しき巨躯の剣士「迷い熊」こと、間野生馬が悪を討つ、痛快人情活劇シリーズの第四弾です。 いまだ弟子不在とはいえ、無事再開した間...
中国

マンガ、ゲーム、小説、伝説の三国志から、リアルの世界へ

この週末、上野公園にある東京国立博物館平成館で開催中の、「特別展 三国志 Three Kingdoms Unveiling the Story」を見てきました。 当日は梅雨寒で雨の中にもかかわらず、20分の入場規制が敷かれる盛況ぶりでした。...