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剣豪

道場を継ぐと決意した息子の成長を描く、「新・軍鶏侍」第3作

野口卓さんの文庫書き下ろし時代小説、『羽化(うか) 新・軍鶏侍』(祥伝社文庫)を入手しました。 南国の藩・園瀬(架空の地)が作品の舞台。剣術道場を営むかたわら、その動きの美しさに魅せられて軍鶏を飼育する「軍鶏侍」こと、岩倉源太夫とその家族や...
古墳・飛鳥・奈良

「2019年10月の新刊 上」をアップ

2019年10月1日から10月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年10月の新刊 上」を掲載しました。 今回は、徳間文庫から刊行される、澤田瞳子(さわだとうこ)さんの短編集『秋萩の散る』を紹介します。 江戸時代の...
作家

時代小説の名手がアメリカで出会ったもの、考えたこと

山本一力さんのエッセイ集、『旅の作法、人生の極意』(PHP研究所)を入手しました。 山本一力さんの作品の中には、損料屋の主人や博徒の親分など、その言動に一本芯の通った大人の男が登場するものが少なくありません。そのヒントは、さまざまな職業経験...
ブックガイド

「ミステリマガジン」誌の<ハヤカワ時代ミステリ文庫創刊>特集

『ハヤカワ ミステリマガジン 2019年11月号』の特集は、ミステリの早川書房から新たに生まれた時代小説レーベル、<ハヤカワ時代ミステリ文庫創刊> です。 レーベル創刊を記念して、時代小説特集。ミステリファンはもとより、時代小説ファンも大満...
市井人情

学問一筋の用心棒が花街を守る、深川人情シリーズ第4弾

荒崎一海(あらさきかずみ)さんの文庫書き下ろしシリーズの第四弾、『九頭竜覚山 浮世綴(四) 小名木川(おなきかわ)』(講談社文庫)を入手しました。 主人公の九頭竜覚山(くずりゅうかくざん)は、出雲国松江藩十八万六千石松平家の食客のような存在...