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お知らせ

2019年文庫書き下ろし時代小説ベスト10を発表

「時代小説SHOW」による、2019年文庫書き下ろし時代小説のベスト10を発表しました。 奥付表記が2018年10月1日から2019年10月31日発行の時代小説作品(シリーズ)で、文庫書き下ろし作品を対象に選びました。単行本の文庫化は対象外...
女性

恋愛小説として読む、斎藤道三の娘・帰蝶の歴史ロマン

篠綾子さんの文庫書き下ろし長編時代小説、『岐山の蝶(きざんのちょう)』(集英社文庫)を入手しました。 斎藤道三の娘帰蝶は、美濃の姫ということで「濃姫」と呼ばれることがあります。帰蝶の母・小見の方は明智の一族で、光秀は甥ともいわれています。そ...
女性

おてんば・里久と小町娘・桃の看板姉妹の江戸ガールズ物語

宮本紀子さんの文庫書き下ろし時代小説、『妹の縁談 小間もの丸藤看板姉妹(二)』(時代小説文庫)を入手しました。 おてんば姉・里久と小町娘の妹・桃の姉妹がもり立てる小間物商「丸藤」を舞台にした、繁盛記シリーズの第2弾です。 夏の空が晴れ渡る七...
武家

繰綿相場に公金をつぎ込んだ家臣の失態に、正紀は?

千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説、『おれは一万石(11)-繰綿の幻』(双葉文庫)を入手しました。 一俵でも禄高が減れば旗本に格下げになる、ギリギリ一万石の大名、下総高岡藩井上家に世子として婿入りした正紀が、藩政改革に取り組...
お知らせ

令和二年庚子、新年のごあいさつ

ねずみ年ということで、今年の年賀状の画材には伊藤若冲の「鼠婚礼図」を選びました。 若冲の創作活動の秘密に迫る、澤田瞳子さんの『若冲』も押さえておきたい一冊です。 2020年は六十年に一度の庚子(かのえね)の年。 過去の庚子の年はどんな年だっ...