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人物

生きとし生けるものの命を大切にした、将軍綱吉の覚悟

2019年10月31日の未明に起こった、沖縄の首里城焼失に大きなショックを受けました。 首里城は、1879年の明治政府によって日本の政治体制に組み入れらた「琉球処分」まで、400年以上にわたり、琉球王国の政治の中心でした。太平洋戦争によって...
市井人情

「2019年11月の新刊 上」をアップ

2019年11月1日から11月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2019年11月の新刊 上」を掲載しました。 今回は、祥伝社文庫から刊行される、今村翔吾さんの文庫書き下ろし時代小説『黄金雛 羽州ぼろ鳶組 零』を紹介しま...
歴史読み物

2020年度版の歴史手帳は、ビジュアル図録が大充実

日記と歴史百科のいいとこ取りした、吉川弘文館編集部編の『歴史手帳2020年版』を入手しました。 吉川弘文館の「歴史手帳」は、歴史ファンだけでなく、時代小説ファンにも役に立つ手帳で、私もここ3年間ほど愛用してきました。待望の2020年版が発売...
オンデマンド本

「左門捕物帳」と「鷺十郎捕物帳」がオンデマンドで復刊

『犬神家の一族』や『八つ墓村』など名探偵金田一耕助シリーズの、横溝正史さんの捕物小説、『左門捕物帳・鷺十郎捕物帳』をオンデマンド本で入手しました。 先に復刊された『朝顔金太捕物帳』は、古き良き捕物帳のスタイルを取りながらも、随所に後年の金田...
剣豪

襲撃の背後に十河藩。過去の因縁が“迷い熊”を追い詰める

芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『長屋道場騒動記(五) 迷い熊奔る』(双葉文庫)を入手しました。 江戸・神田弁慶橋界隈で名の売れた菓子舗『惠比壽屋』の裏手に建つ小さな道場。『信抜流指南』の看板を掲げる、間野生馬の道...