お気に入り

吉原を狙う悪い奴らを成敗せよ。大芝居を成功すれば、控櫓に

『圧殺 御裏番闇裁き』|喜多川侑|祥伝社文庫喜多川侑(きたがわゆう)さんの文庫書き下ろし時代小説「御裏番闇裁き」シリーズの第2弾、『圧殺 御裏番闇裁き』(祥伝社文庫)を紹介します。前作『瞬殺 御裏番闇裁き』で、鮮烈な時代小説デビューを果たし...
ミステリー

「時代小説●2024年8月上旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『写楽女』|森明日香|時代小説文庫2024年8月1日から8月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年8月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、2022年、第14回角川春樹小説賞受賞作を受賞した、森明日香(もり...
ミステリー

撞くか、やめるか? 欲に塗れた人間たちを翻弄する運命の鐘

『無間の鐘』|高瀬乃一|講談社『貸本屋おせん』で第12回日本歴史時代作家協会賞新人賞を受賞した高瀬乃一(たかせのいち)さん。今度は、『無間の鐘』(講談社)で、第13回日本歴史時代作家協会賞作品賞の候補に選ばれました。本書については、新刊刊行...
ユーモア

待ってました! 万造とお満が三年ぶりに江戸に帰ってきた

『新 本所おけら長屋(一)』|畠山健二|祥伝社文庫畠山健二(はたけやまけんじ)さんの大人気時代小説「本所おけら長屋」シリーズは、2023年3月刊行の第20巻で完結しました。シリーズ終了に淋しい思いをしていたところ、2023年9月に『本所おけ...
人物

幕末から明治へ、暗殺から始まった山尾庸三と伊藤博文の青春

『蛍の光 長州藩士維新血風録』|阿野冠|徳間書店阿野冠(あのかん)さんの歴史小説、『蛍の光 長州藩士維新血風録』(徳間書店)は、第13回日本歴史時代作家協会賞新人賞の候補作に選ばれました。「長州五傑(ファイブ)」は、長州出身で、幕末にイギリ...