単行本

第163回直木賞は、馳星周さんの現代小説『少年と犬』に

第163回直木三十五賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が2020年7月15日(水)午後2時より開催され、候補作5作品の中から馳星周さんの『少年と犬』が受賞作に決まりました。歴史時代小説作品としてノミネートしていた、今村翔吾さんの『じんかん...
人物

フランスを血に染めた、黒衣の王妃カトリーヌ

『黒王妃』佐藤賢一さんの長編西洋歴史小説、『黒王妃(くろおうひ)』(集英社文庫)を入手しました。黒衣を好んだことから、「黒王妃(くろおうひ)」、ラ・レーヌ・ノワールと呼ばれた、16世紀半ばにフランス王妃となった、カトリーヌ・ドゥ・メディシス...
人物

天下人・秀吉の生涯を「○活」で斬る、木下昌輝版『太閤記』

『秀吉の活』木下昌輝さんの長編歴史時代小説、『秀吉の活』(幻冬舎時代小説文庫)を入手しました。昨今は、就活、婚活、妊活から終活まで、「○活」ばやりですが、本書では、豊臣秀吉の生涯を十の時期に分けて、「○活」というキーワードで描いていく、新し...
文庫

失脚した田沼意次の甥、竜之介が将軍家斉の奥小姓に

『奥小姓裏始末(1) 斬るは主命』青田圭一さんの文庫書き下ろし時代小説、『奥小姓裏始末(1) 斬るは主命』(二見時代小説文庫)を入手しました。失脚した田沼意次の甥で他家に養子入りした風見竜之介が、将軍家斉の奥小姓に抜擢され、将軍家に害をなす...
人物

「2020年7月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『襲来 上』『襲来 下』|講談社文庫2020年7月11日から7月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年7月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました。九州地方での豪雨が連日ニュースで報道され、災害によって犠牲となられた方...