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文庫

慶事に紛れて届けられた不適切な祝いの品で、高岡藩ピンチ

千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説シリーズの第十二弾、『おれは一万石 慶事の魔』(双葉文庫)を入手しました。 本書は、代々尾張藩の付家老を務める家柄の美濃今尾藩竹腰家の次男に生まれ、下総高岡藩井上家の世子となった正紀が、財政...
幕末維新

「2020年3月下旬の新刊(文庫)」をアップ

2020年3月21日から3月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、新潮文庫から刊行される、帚木蓬生(ははきぎほうせい)さんの『守教(上)』を紹介します。 戦国期か...
人物

北海道開拓に命を捧げた者たちの感動の物語、第二弾

浮穴みみ(うきあなみみ)さんの時代小説集、『楡の墓』(双葉社)を入手しました。 本書は、明治初期の函館(箱館)を舞台にした5つの珠玉の短篇を収録した、『鳳凰の船』に続く、北海道開拓に命を捧げた者たちを描いた5編を描いた短篇集です。 明治初期...
市井人情

手習所師匠と教え子の成長の軌跡を描く青春人情小説、完結

廻り道 手蹟指南所「薫風堂」|野口卓 野口卓さんの時代小説シリーズの最新刊、『廻り道 手蹟指南所「薫風堂」』(角川文庫)を紹介します。 本書は、手蹟指南所(手習所、寺子屋)の若き師匠雁野直春の教育にかけた日々を描く、青春人情小説シリーズの第...
お悔やみ

『よろず屋お市』『日本一の商人』の作家誉田龍一さん、死去

『よろず屋お市 深川事件帖』、『天下を駆ける』、『日本一の商人 茜屋清兵衛奮闘記』など、多くの文庫書き下ろし時代小説を発表されてきた作家の誉田龍一(ほんだりゅういち)さんが、3月9日に心不全のため東京都内で逝去されました。享年57歳。 誉田...