2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
人物

『商う狼』が、第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞

10月29日(木)、第10回「本屋が選ぶ時代小説大賞」選考会が行われ、永井紗耶子さんの『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』(新潮社)が受賞作に選ばれました。同賞は、文藝春秋の「オール讀物」編集部が主催する文学賞です。過去1年間に刊行された時代小...
人物

幕末から明治を生きた、絵師歌川芳藤の矜持と執念を描く

『おもちゃ絵芳藤』谷津矢車さんの長編時代小説、『おもちゃ絵芳藤』(文春文庫)を入手しました。本書は、2018年に第七回歴史時代作家クラブ賞作品賞受賞作です。江戸を代表する浮世絵師・歌川国芳の一門からは、歌川芳虎、歌川芳艶、落合芳幾、歌川芳藤...
神社仏閣

Go to 山梨。富士山の文化遺産を学ぶ。

「Go to 山梨」の続き。甲府では、常磐ホテルに泊まりました。広大な日本庭園と囲碁や将棋の対局場所として有名なんだそうです。(宿泊者向けの館内ツアーに参加して知りました)重大なタイトル戦の終盤で対局場所として選ばれることが多く、「決着の常...
女性

Go to 山梨。近代文学館で「まるごと、林真理子展」を閲覧

長かったステイホーム生活を終えて、「Go To トラベルキャンペーン」を使って、甲府と富士吉田に行ってきました。昨年の暮れ以来となる久々の泊りがけの旅行です。コロナ禍での旅行ということで不安もありましたが、今は経済活動とのバランスを取りなが...
ミステリー

中国唐、“泣き娘”と青年貴族のバディが活躍するミステリー

『泣き娘』小島環(こじまたまき)さんの中国歴史小説、『泣き娘』(集英社)を紹介します。著者は、2014年に第9回小説現代長編新人賞を受賞し、2015年に受賞作を『小旋風の夢絃』に改題して単行本デビューしました。『小旋風の夢絃』は、中国春秋後...