シェア型書店「ほんまる」で、「時代小説SHOW」かわら版を無料配布
ブックガイド

『オール讀物2020年12月号』気鋭の歴史作家大座談会が面白い

最近、歴史・時代小説を取り上げることが多く、気になっている月刊文芸誌、『オール讀物2020年12月号』(文藝春秋)を入手しました。 特集は、第10回本屋が選ぶ時代小説大賞発表決定 。 永井紗耶子さんの『商う狼 江戸商人杉本茂十郎』が、大賞に...
クラシック

世田谷文学館で「没後10年井上ひさし展」を見る

本日(11/25)、新型コロナウイルスの感染者の拡大を受けて、東京都知事から不要不急の外出は控えてという声明が出されました。 このタイミングでイベントの記事を掲載にすることにいささか違和感がありますが、学生時代から敬愛する、偉大な作家の足跡...
お気に入り

新薬元気丸を売る文吉に、商売敵の妨害が次々と降りかかる

『出世商人(二)』|千野隆司|文春文庫 千野隆司(ちのたかし)さんの文庫書き下ろし時代小説、『出世商人(二)』(文春文庫)を入手しました。 父の遺した古店と多額の借財を返すために、店の再興に挑む、十六歳の若者を主人公にした新シリーズ。10月...
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長屋の人情、親子の情、質屋の女番頭の情けが胸に沁みる

『ごんげん長屋つれづれ帖(一) かみなりお勝』|金子成人|双葉文庫 金子成人(かねこなりと)さんの文庫書き下ろし時代小説、『ごんげん長屋つれづれ帖(一) かみなりお勝』(双葉文庫)を入手しました。 時代劇「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの脚...
幕末維新

江戸から明治、激動の歴史を、港区立郷土歴史館で学ぶ

先週、とある秋晴れの日、JR目黒駅から歩いて、白金台(東京都港区)のゆかしの杜にある、港区立郷土歴史館を訪れました。 港区立郷土歴史館は、自然・歴史・文化をとおして港区を知り、探求し、交流する拠点となる施設として、2018年11月に開館され...