市井人情世の底辺で生きて死ぬ男女を描く、瞠目の暗黒時代小説 『日蝕えつきる』 花村萬月さんの連作時代小説、『日蝕えつきる(ひはえつきる)』(集英社文庫)を入手しました。 天明六年(1786年)元日に起きた皆既日蝕を題材に、その日に命を失った5人の男女の物語を綴った、連作時代小説です。 あとがきで、著... 2020.08.02市井人情文学賞文庫江戸
女性女縫箔師・咲の刺繍が紡ぐ縁(えにし)。江戸お仕事人情小説 『飛燕の簪 神田職人えにし譚』 知野みさきさんの長編時代小説、『飛燕の簪 神田職人えにし譚』(時代小説文庫)を入手しました。 本書は、2015年に招き猫文庫から刊行された『しろとましろ 神田職人町縁はじめ』を、タイトルを変更して復刊した作品... 2020.08.02女性市井人情文庫江戸
人物「2020年8月上旬の新刊(文庫)」をアップ 『幻庵 上・中・下』|文春文庫 2020年8月1日から8月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年8月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました。 今回は、文春文庫の新刊、百田尚樹(ひゃくたなおき)さんの『幻庵 上・中・下... 2020.07.31人物幕末維新文庫新刊情報江戸芸道
作家第9回歴史時代作家協会賞発表! 新人賞に『へぼ侍』 7月30日(木)、「日本歴史時代作家協会 公式ブログ」にて、第九回歴史時代作家協会賞(日本歴史時代作家協会主催)の各賞が決定し発表されました。 受賞作(太字)と候補作は、以下の通りです。 ●新人賞 坂上泉さん 『へぼ侍』(文藝春秋) 加納則... 2020.10.04作家単行本文学賞文庫明治時代小説江戸
単行本文芸の力で世を治めようと願う源実朝を描く、新人賞受賞作 『言の葉は、残りて』 佐藤雫(さとうしずく)さんの長編時代小説、『言の葉は、残りて』(集英社)を入手しました。 鎌倉幕府の三代将軍・源実朝を主人公に、頼朝の死後、繰り広げられた覇権争いを描いた歴史時代小説です。 著者は、本作品(「海の匂い」... 2020.07.29単行本文学賞武家鎌倉青春