女性

花形役者の死絵を描くおふゆ。文庫書下ろし新人賞受賞第2作

『牡丹ちる おくり絵師』|森明日香|時代小説文庫森明日香さんは、2022年に、『写楽女(しゃらくめ)』で、第14回角川春樹小説賞を受賞しました。そして、デビュー第2作として発表した『おくり絵師』では、2024年に第13回日本歴史時代作家協会...
単行本

幕末の江戸を駆ける〈運び屋〉の青年を描く痛快エンタメ

『運び屋円十郎』|三本雅彦|文藝春秋先日発表された第13回日本歴史時代作家協会賞の新人賞候補に選ばれた、三本雅彦(みもとまさひこ)さんの時代小説、『運び屋円十郎』(文藝春秋)を紹介します。著者は、2017年に「新芽」で第97回松本清張オール...
市井人情

「時代小説●2024年8月下旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『編み物ざむらい(三) 迷い道騒動』|横山起也|角川文庫2024年8月21日から8月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2024年8月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、横山起也(よこやまたつや)さんの時代小説、...
日本歴史時代作家協会賞

第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)が発表されました!

2024年8月19日(月)に、第13回日本歴史時代作家協会賞(2024年度)の受賞作が、主催する日本歴史時代作家協会よりHPで発表されました。●新人賞東圭一(あずまけいいち)さんの『奥州狼狩奉行始末』角川春樹事務所●文庫書き下ろし新人賞森明...
人物

鹿鳴館の花から日本のナイチンゲールへ。気高い貴婦人の物語

『鹿鳴館の花は散らず』|植松三十里|PHP研究所植松三十里(うえまつみどり)さんさんは、歴史の狭間に埋もれていた人に光を当てて、その生涯を鮮やかに描き出す歴史時代小説の名手です。歴史小説、『鹿鳴館の花は散らず』(PHP研究所)では、“日本の...