2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
ユーモア

何故、浅野内匠頭は吉良上野介を松の廊下で斬りつけたのか?

『あの日、松の廊下で』|白蔵盈太|文芸社文庫白蔵盈太(しろくらえいた)さんの文庫書き下ろし時代小説、『あの日、松の廊下で』(文芸社文庫)を入手しました。著者は、2020年に「松の廊下でつかまえて」(文庫書籍化にともない『あの日、松の廊下で』...
女性

「2021年4月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『大奥づとめ よろずおつとめ申し候』|永井紗耶子|新潮文庫2021年4月21日から4月30日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年4月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました。今回は、永井紗耶子さんの連作時代短編集、『大奥づ...
単行本

反射炉からアームストロング砲まで作った、幕末佐賀藩の奇跡

『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』|東圭一|佐賀新聞社東圭一(あずまけいいち)さんの歴史小説、『来世の記憶 鍋島佐賀藩の奇跡』(佐賀新聞社)を紹介します。江戸時代の佐賀藩は、なかなかにくせ者です。鍋島騒動や「葉隠」で全国的に知られたかと思うと...
市井人情

上役にへつらわない、反骨同心を描く、刮目の「奉行所小説」

『春の雪 北の御番所 反骨日録』|芝村凉也|双葉文庫芝村凉也(しばむらりょうや)さんの文庫書き下ろし時代小説、『春の雪 北の御番所 反骨日録』(双葉文庫)をご恵贈いただきました。著者は、「返り忠兵衛 江戸見聞」シリーズでデビューし、「素浪人...
ブックガイド

『文蔵2021.5』ブックガイドは、私を元気にする「食と小説」

『文蔵2021.5』|PHP文芸文庫『文蔵2021.5』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、おなかも、心も満たされる 私を元気にする「食と小説」 です。ライターで書評家の瀧井朝世さんが、実在してほしいお店が舞台の小説、青春×料...