2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
平安

「地名の歴史」をたどると、日本人の歴史とルーツがわかる

『歴史人 2022年1月号』||ABCアーク歴史情報マガジン、『歴史人 2022年1月号』(ABCアーク)を紹介します。思えば、時代小説が好きになる昔から、地名や名字の由来にはずっと惹かれていました。しかしながら、そういったことをわかりやす...
単行本

関ヶ原前夜、大津城で。最強の「楯」と至高の「矛」が対決

『塞王の楯』|今村翔吾|集英社今村翔吾さんの長編歴史小説、『塞王の楯』(集英社)を紹介します。本書を手にしたとき、学生時代に漢文の授業で習った、「矛盾(むじゅん)」の言葉の由来となった話を思い出しました。中国の戦国時代、楚の国に、盾と矛を売...
お気に入り

温泉の露天風呂で密室殺人。温泉旅館の娘春菜が真相に挑む

『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜2 湯煙の蹉跌』|鳴神響一|幻冬舎文庫鳴神響一(なるかみきょういち)さんの文庫書き下ろし警察小説、『神奈川県警「ヲタク」担当 細川春菜2 湯煙の蹉跌』(幻冬舎文庫)をご恵贈いただきました。女子高生と見まご...
戦国

「2021年12月中旬の新刊(文庫)」をアップ

『虎の牙』|武川佑|講談社文庫2021年12月11日から12月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2021年12月中旬の新刊(文庫)」を掲載しました今回は、武川佑(たけかわゆう)さんの、戦国歴史小説、『虎の牙』(講談社文...
人物

本当は討ち入りしたくなかった!? 忠臣・大石内蔵助を描く

『討ち入りたくない内蔵助』|白蔵盈太|文芸社文庫白蔵盈太(しろくらえいた)さんの文庫書き下ろし時代小説、『討ち入りたくない内蔵助』(文芸社文庫)を紹介します。著者は、唯一の目撃者で関係者の旗本・梶川与惣兵衛を通して、忠臣蔵への導火線となった...