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コラム

純情ももいろ日記と中田雅喜さんのこと

今回は、時代小説でも時代マンガでもなく、「月形龍之介HP」の作者で、マンガ家の中田雅喜(なかたあき)さんが、コミックエッセーを刊行されたので紹介する。 この本を読むまで、迂闊なことにこの本のこと、知らなかった。「ももいろ日記」は、1985年...
その他

ふるほん文庫やさんの奇跡

学生の頃は、お金がなかったので、読むのは文庫ばかりだったが、最近、ぼくは、さほど熱心な文庫ファンではない。面白そうなたたずまいのある時代小説を前にすると、すっかり抑えが利かなくなってしまっているのだ。といっても、本体価格が1,400円以上の...
コラム

インプレッション:「野望と夏草」

約10年ぶりぐらいの観劇だった。最後に観たものは鴻上尚史さん演出のものだったと思う。というわけで、新国立劇場(東京・初台)も初めて。隣接するオペラシティタワーには、仕事で何回か訪れたことはあったのが…。折りからのクリスマス・イルミネーション...
コラム

「司馬遼太郎展」を見て

後期から晩年にかけての文化人としての活躍ぶりから、どうも司馬遼太郎さんには近寄りがたさを感じていた。そして、司馬さんが伝奇的でエンターテインメント性の強い時代小説から、ビジネスマンの必読の書のような歴史小説へ、著作物を変えていったことで、時...
コラム

SAMURAI FICTIONのこと

8月25日に、JR有楽町駅前のシネ・ラ・セットで、映画「SF SAMURAI FICTION」を観た。布袋寅泰さんが侍を演じる時代劇映画ということで、映画嫌いだったのだが、3年ぶりくらいで映画館に足を運んだ。シネ・ラ・セットは、キャパシティ...