ミステリー

「源氏物語」に呼応した殺人事件。謎を解くのは清少納言

『清少納言なぞとき草紙』|有馬美季子|徳間文庫有馬美季子(ありま・みきこ)さんの最新文庫書き下ろし平安時代小説、『清少納言なぞとき草紙』(徳間文庫)のご紹介です。有馬さんは、「はないちもんめ」シリーズ(祥伝社文庫)や「はたご雪月花」シリーズ...
剣豪

【新着本】鈴峯紅也『戦国剣銃伝』

戦国剣銃伝|鈴峯紅也|小学館文庫鈴峯紅也(すずみね・こうや)の『戦国剣銃伝』(小学館文庫)を本棚に迎えました。本作は、戦国時代の天文十九年(1550年)を舞台にした、剣豪たちの熱き戦いを描く長編小説です。紀州有本郷に暮らす小名主の子、孫四郎...
女性

【新着本】澤見彰『狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋』

狭間の子 吉原五十間道 菓子処つた屋|澤見彰|河出文庫出版人として独立した若き日の蔦屋重三郎と、菓子職人を目指す義妹おなつ。俗世と苦界の狭間である、吉原大門の手前の五十間道を舞台に、夢を追う二人を丁寧に描く、市井時代小説です。2025年の大...
人物

【新着本】時代アンソロジー『蔦屋重三郎と仲間たち』

傑作! 名手達が描いた小説「蔦屋重三郎と仲間たち」|井上ひさし・風野真知雄・国枝史郎・今東光・笹沢左保・久生十蘭|宝島社文庫本書の帯に、推薦コメントを掲載いただきました。「蔦重と戯作者、絵師たちの栄華と没落を描いた珠玉の短編集」蔦屋重三郎が...
ミステリー

【新着本】高橋直樹さんの『蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男』

蔦屋重三郎 浮世を穿つ「眼」をもつ男|高橋直樹|潮文庫著者の高橋さんは、1992年「尼子秘話」で第72回オール讀物新人賞を受賞、1997年『鎌倉擾乱』で第5回中山義秀文学賞を受賞した実力派の歴史小説家です。特に1990年代後半から2000年...