人物

蔦屋重三郎の秘蔵っ子、写楽の正体と淡い恋を描く時代小説

『写楽女』|森明日香|時代小説文庫森明日香さんは、2022年に、本作、『写楽女(しゃらくめ)』で、第14回角川春樹小説賞を受賞しました。さらに、続く第2作『おくり絵師』では、2024年に第13回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受...
文学賞

第7回「書評家・細谷正充賞」受賞作品紹介・選評掲載

「文人墨客」第12号|一般社団法人文人墨客「文人墨客」第12号を、一般社団法人文人墨客さんよりご恵贈いただきました。この号では、2024年10月に発表された第7回「書評家・細谷正充賞」の受賞作品について、細谷さん自身の総評や、作家・担当編集...
人物

【新着本】海堂尊さんの『蘭医繚乱 洪庵と泰然』

『蘭医繚乱 洪庵と泰然』|海堂尊|PHP研究所「チーム・バチスタ」シリーズなどの医療ミステリー小説で知られる、海堂尊(かいどう・たける)さんの『蘭医繚乱 洪庵と泰然』(PHP研究所)を「時代小説SHOW」の本棚に新しくお迎えしました。猛威を...
人物

所縁の地に宿る、歴史の“敗者”たちに光を当てた幕末短編集

『碧血の碑』|赤神諒|小学館2022年、『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞した、赤神諒(あかがみりょう)さんの、『碧血の碑(へっけつのいしぶみ)』(小学館)は、江戸幕末を生きた歴史上の“敗者”が輝いた瞬間を描いた短編集です。著者は202...
仇討ち

父の仇を抱えた、乾勝之助の仇討ち稼業を描く痛快時代小説

『品川宿仇討ち稼業』|とが三樹太|祥伝社文庫とが三樹太さんの文庫書き下ろし時代小説、『品川宿仇討ち稼業』(祥伝社文庫)を紹介します。本書の著者紹介によると、「一九五九年、大阪府岸和田市生まれ。大学卒業後、高校教師を経て、作家デビュー」とのこ...