人物 土方歳三、小栗忠順ら、幕末の英雄が命を賭して遺したもの 『余烈』|小栗さくら|講談社小栗さくらさんの歴史時代小説集、『余烈(よれつ)』(講談社)を紹介します。若き日の北条政子を瑞々しい筆致で描いた短編「一樹の蔭」(『読んで旅する鎌倉時代』)を読んで以来、とても気になっていた著者の初の時代小説集で... 2022.06.01 人物単行本幕末維新武家注目
女性 「2022年6月上旬の新刊(文庫)」をアップ 『仕立屋お竜』|岡本さとる|文春文庫2022年6月1日から6月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年6月上旬の新刊(文庫)」を掲載しました今回は、文春文庫から刊行される、岡本さとるさんの文庫書き下ろしの時代小説新... 2022.05.31 女性市井人情文庫新刊情報江戸注目痛快
ユーモア 天一坊は将軍の子か? 富士乃湯に関係者が全員集合の最終巻 『いい湯じゃのう(三) ご落胤の真相』|風野真知雄|PHP文芸文庫風野真知雄の時代小説、『いい湯じゃのう(三) ご落胤の真相』(PHP文芸文庫)を紹介します。肩凝りに悩まされる将軍徳川吉宗が、目安箱への投書をきっかけに、江戸市中の湯屋を訪れ... 2022.05.30 ユーモア市井人情文庫武家江戸注目痛快
江戸 時代小説の舞台、江戸の川の関所。中川船番所資料館を訪ねて 月の晴れたある日、江東区大島にある中川船番所資料館を訪れました。小名木川は、徳川家康が最初に開削した運河で、隅田川と中川をつなぐ、幕府にとって重要な水路でした。正保四年(1647)に小名木川の西端、隅田川口にあった深川番所が、寛文元年(16... 2022.05.29 江戸資料館・美術館
単行本 徳川幕府黎明期のマカオ。二人の少年の数奇な運命を描く 『南蛮の絆 多聞と龍之進』|大村友貴美|双葉社大村友貴美(おおむらゆきみ)さんの長編歴史時代小説、『南蛮の絆 多聞と龍之進』(双葉社)を紹介します。著者は、2007年「首挽村の殺人」で第27回横溝正史ミステリ大賞を受賞しデビューした、推理作... 2022.06.08 単行本戦国江戸注目海洋痛快青春