単行本

毒殺の鍵を握る、銀杏の彫り物女の正体とは? 北一、修業中

『子宝船 きたきた捕物帖(二)』|宮部みゆき|PHP研究所宮部みゆきさんの時代小説、『子宝船 きたきた捕物帖(二)』(PHP研究所)を紹介します。『子宝船 きたきた捕物帖(二)』は、小物を入れる文庫を売りつつ岡っ引き修業に励む北一と、風呂屋...
ユーモア

堅物の息子と、女・酒・博打好きの父、最凶の大家バディ誕生

『うつけ屋敷の旗本大家』|井原忠政|幻冬舎時代小説文庫井原忠政さんの文庫書き下ろし時代小説、『うつけ屋敷の旗本大家』(幻冬舎時代小説文庫)を紹介します。著者は、徳川家康配下の雑兵の戦国サクセスストーリー「三河雑兵心得」シリーズで、『この時代...
人物

「2022年6月の新刊(単行本)」をアップ

『あるじなしとて』|天津佳之|PHP研究所2022年6月1日から6月末日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年6月6月の新刊(単行本)」を掲載しました。今月は、PHP研究所から刊行される、天津佳之...
単行本

大航海時代に、国を守るため決死の船旅に出た琉球人の物語

『エクアドール』|滝沢志郎|双葉社滝沢志郎(たきざわしろう)さんの長編歴史時代小説、『エクアドール』(双葉社)を紹介します。命知らずのヨーロッパの男たちが一攫千金を夢見て新大陸やアジアを目指した大航海時代。日本では戦国時代に当たります。本書...
人物

土方歳三、小栗忠順ら、幕末の英雄が命を賭して遺したもの

『余烈』|小栗さくら|講談社小栗さくらさんの歴史時代小説集、『余烈(よれつ)』(講談社)を紹介します。若き日の北条政子を瑞々しい筆致で描いた短編「一樹の蔭」(『読んで旅する鎌倉時代』)を読んで以来、とても気になっていた著者の初の時代小説集で...