2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!
お悔やみ

故内山先生に導かれるように、浄瑠璃作者近松半二の世界へ

『近松半二 奇才の浄瑠璃作者』|早稲田大学坪内博士記念演劇博物館監修・原田真澄編著|春陽堂書店早稲田大学坪内博士記念演劇博物館で2022年4月26日~8月7日の間に、2022年度春季企画展として開催された、「近松半二――奇才の浄瑠璃作者」の...
大正・昭和

夏の小江戸川越で、太田道灌と柳沢吉保、天海の足跡を辿る

8月のとある一日、午後から時間ができたので、思い立って川越を訪れました。前回観光で訪れたのが2006年でしたので、実に17年ぶりです。今回は、12時40分発の特急小江戸号に乗れなかったので、12時51分西武新宿駅発川越行き急行列車でスタート...
女性

瓦版娘お花は、江戸の娘たちに悪さをした悪党殺しの謎を追う

『早耳屋お花事件帳 父ひとり娘ひとり』|松本匡代|ハヤカワ時代ミステリ文庫松本匡代(まつもとまさよ)さんの文庫書き下ろし時代小説、『早耳屋お花事件帳 父ひとり娘ひとり』(ハヤカワ時代ミステリ文庫)を紹介します。本書は、瓦版屋・早耳屋の元気娘...
剣豪

「2022年8月下旬の新刊(文庫)」をアップ

『最果ての決闘者』|逢坂剛|中公文庫2022年8月21日から8月31日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2022年8月下旬の新刊(文庫)」を掲載しました今回は、中公文庫から刊行される、逢坂剛さんの長編時代小説、『最果ての決闘...
捕物

『文蔵2022.9』ブックガイドは小説で「お金」を考える

『文蔵2022.9』|PHP文芸文庫『文蔵2022.9』(PHP研究所・PHP文芸文庫)のブックガイドは、貯める、使う、騙して奪う!? 小説で「お金」を考える です。書評家の吉田伸子さんが、「切っても切り離せない『会社』と『お金』」「事件の...