人物

所縁の地に宿る、歴史の“敗者”たちに光を当てた幕末短編集

『碧血の碑』|赤神諒|小学館2022年、『はぐれ鴉』で第25回大藪春彦賞を受賞した、赤神諒(あかがみりょう)さんの、『碧血の碑(へっけつのいしぶみ)』(小学館)は、江戸幕末を生きた歴史上の“敗者”が輝いた瞬間を描いた短編集です。著者は202...
仇討ち

父の仇を抱えた、乾勝之助の仇討ち稼業を描く痛快時代小説

『品川宿仇討ち稼業』|とが三樹太|祥伝社文庫とが三樹太さんの文庫書き下ろし時代小説、『品川宿仇討ち稼業』(祥伝社文庫)を紹介します。本書の著者紹介によると、「一九五九年、大阪府岸和田市生まれ。大学卒業後、高校教師を経て、作家デビュー」とのこ...
お気に入り

読書ブロガーの必需品、本に寄り添う文鎮とウカンムリクリップ

本に寄り添う文鎮|コクヨ読書生活を充実させたいと思い、コクヨの「本に寄り添う文鎮」と、サンスター文具の「ウカンムリクリップ」を入手しました。「本に寄り添う文鎮」は、今年1月に発売されて以来、気になっていたのですが、品切れが続いており、ようや...
ブックガイド

『文蔵2024.9』特集は、令和の新感覚ホラー小説

『文蔵2024.9』|PHP文芸文庫『文蔵2024.9』(PHP研究所・PHP文芸文庫)の特集は、未体験の恐怖に身を委ねよう 令和の新感覚ホラー小説 です。ブックガイドでは、怪奇幻想ライターで書評家の朝宮運河さんが、新時代の“恐怖”を知るた...
女性

「時代小説●2024年10月中旬の新刊情報(文庫)」をアップ

『大江戸綺譚 ――時代小説傑作選』|細谷正充編|ちくま文庫 2024年10月11日から10月20日の間に刊行される文庫新刊情報として、「2024年10月中旬の新刊(文庫)」を公開しました。今回は、細谷正充さん編の時代小説アンソロジー、『大江...