2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代小説★2025年2月の新刊情報(単行本)

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時代小説★単行本新刊情報|2025年2月の新刊(1日→末日)

2025年2月1日から2月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。ピックアップした本のあらすじは、Amazon掲載の紹介文から抜粋し、編集しています。
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澤田瞳子さんの『しらゆきの果て』
六十路を越えた老境の絵師・喜平治(宮川一笑)は、肉筆美人画の名手・菱川師宣の曾孫である姉弟と出会います。絵描きを志す弟・伊平の才能に感嘆し、彼の面倒を見ることになりますが、折しも町絵師の宮川一門と表絵師の狩野家の間で諍いが勃発し……。(表題作「しらゆきの果て」)
鎌倉、戦国、江戸、幕末――時代を超え、
人々を魅了し、時に狂わせる「美」の真髄を描いた5つの物語。

伊東潤さんの『天地震撼』
攻める信玄。守る家康。三方原合戦の真実、ここにあり。
戦国時代中期、東国では武田・上杉・北条が勢力を広げ、畿内では織田信長が台頭していました。自らの死期を悟った信玄は、武田家の安泰を図るべく甲斐を出陣し、徳川領への侵攻を開始。一方、家康も同盟を結ぶ信長に援軍を要請しつつ、戦国最強の武田軍団との戦いに挑みます。着実に西へ進む信玄でしたが、残された時間はあまりに短く、ついに息子・勝頼や重臣にも明かさない、ある決断を下すのでした――。

宮部みゆきさんの『猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続』
化け猫、河童、山姥――
異形たちが織りなす、三島屋の怪奇譚。
江戸・神田三島町の三島屋にて、次男坊・富次郎は「変わり百物語」の二代目聞き手を務めています。
飼い主の恨みを晴らす化け猫、命懸けで悪党壊滅に挑む河童、懺悔を泣き叫ぶ山姥――客人たちの語る身の上話に耳を傾ける日々。
一方、兄・伊一郎の秘密の恋人が出奔し、彼の縁談を巡る騒動に三島屋は巻き込まれていきます。

諏訪宗篤さんの『松の露: 宝暦郡上一揆異聞』
浪人・奥津慶四郎は、郡上領で年貢の算定法が変更され、領民が重税に苦しむ姿を目の当たりにします。村を代表する惣次郎を助け、領主・金森頼錦の非道を江戸に訴えますが、頼錦はさらなる圧政を強行。やがて、惣次郎は命を賭した最後の手段に出ようとします。
2024年、『海賊忍者』で第15回小説野性時代新人賞を受賞した気鋭の時代小説家が贈る、長篇歴史小説。

秋山香乃他さんの『アンソロジーしずおか 戦国の新説』
井伊直虎は男だった? 今川義元の母は寿桂尼ではない?
かつての“常識”が、最新研究により塗り替えられつつあります。
もし、これらの「新説」を基に歴史作家が小説を書いたら――。
歴史・時代作家グループ「操觚(そうこ)の会」の10名が書き下ろす、実験的な戦国短編集が誕生。
2020年発売の『アンソロジーしずおか 戦国の城』に続く、歴史ファン必読の一冊。

宮本輝さんの『潮音 第二巻』
幕末・維新の動乱を描く、宮本輝初の大河歴史小説。
時は江戸幕府最末期、安政から元治年間。
薬売りとして一本立ちした川上弥一は、京へ拠点を移します。
寺田屋事件、池田屋事件と血なまぐさい騒動が続くなか、旧知の薩摩藩士・園田矢之助らと共に、人々を救うため戦乱の町を奔走していきます――。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

●2月1日発売 文芸社
『義経北へ ―純愛と悲劇の生涯―』 本間蒼明 『義経北へ ―純愛と悲劇の生涯―』
『猿田照彦の次元文書』 水岐神人 『猿田照彦の次元文書』
『最古参の新選組隊士』 さんなみ一郎 『最古参の新選組隊士』
『仇討考 仇討制度の総点検』 大津千明 『仇討考 仇討制度の総点検』
『『おくのほそ道』の物語を読む』 酒井みき 『『おくのほそ道』の物語を読む』
●2月4日発売 KADOKAWA
『しらゆきの果て』 澤田瞳子 『しらゆきの果て』
●2月4日発売 致知出版社
『一日一語、はじめて読む人の論語入門 三六五』 安岡定子 『一日一語、はじめて読む人の論語入門 三六五』
●2月4日発売 方丈社
『隣国ロシアとの知られざる外交史: ‶強大国″は敵か味方か? 女帝エカテリーナから 始まる日露外交百年史に答えはあった』 鈴木荘一 『隣国ロシアとの知られざる外交史: ‶強大国″は敵か味方か? 女帝エカテリーナから 始まる日露外交百年史に答えはあった』
●2月5日発売 作品社
『山本周五郎[未収録]ミステリ集成』 山本周五郎 『山本周五郎[未収録]ミステリ集成』
●2月6日発売 ABCアーク
『歴史人2025年3月号(特集【昭和100年史】)』 歴史人編集部
●2月6日発売 PHP研究所
『歴史街道2025年3月号(特集1「室町幕府と応仁の乱」)』 『歴史街道』編集部編集 『歴史街道2025年3月号(特集1「室町幕府と応仁の乱」)』
●2月7日発売 淡交社
『中西進と万葉画を楽しむ』 中西進他 『中西進と万葉画を楽しむ』
●2月7日発売 中央公論新社・中公新書ラクレ
『民族がわかれば中国がわかる-帝国化する大国の実像』 安田峰俊 『民族がわかれば中国がわかる-帝国化する大国の実像』
●2月10日発売 サンライズ出版
『和算入門 江戸の算数ものがたり』 松本匡代 『和算入門 江戸の算数ものがたり』
●2月11日発売 展転社
『科学で読み解く日本神話と古事記』 長浜浩明 『科学で読み解く日本神話と古事記』
●2月12日発売 ポプラ社
『考古学者だけど、発掘が出来ません。 多忙すぎる日常』 青山和夫他 『考古学者だけど、発掘が出来ません。 多忙すぎる日常』
●2月12日発売 三一書房
『夏目漱石「名作」ナビ: 『吾輩は猫である』『草枕』『三四郎』『こころ』他』 片山智行 『夏目漱石「名作」ナビ: 『吾輩は猫である』『草枕』『三四郎』『こころ』他』
●2月12日発売 東京創元社
『紙魚の手帖Vol.21』 辻堂ゆめ他 『紙魚の手帖Vol.21』
『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上』 R・F・クァン 『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上』
『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下』 R・F・クァン 『バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下』
●2月12日発売 文藝春秋
『令和忍法帖』 青柳碧人 『令和忍法帖』
●2月13日発売 朝日新聞出版・朝日新書
『逆説の古典 着想を転換する思想哲学50選』 大澤真幸
●2月14日発売 角川春樹事務所
『星の教室』 髙田郁
●2月14日発売 講談社・講談社選書メチエ
『異教のローマ ミトラス教とその時代』 井上文則 『異教のローマ ミトラス教とその時代』
●2月15日発売 新潮社・新潮新書
『至高の近代建築:明治・大正・昭和 人と建物の物語』 小川格 『至高の近代建築:明治・大正・昭和 人と建物の物語』
●2月17日発売 KADOKAWA
『天地震撼』 伊東潤 『天地震撼』
●2月17日発売 集英社
『小説すばる 2025年3月号』
●2月19日発売 ポプラ社
『天までのぼれ』 中脇初枝 『天までのぼれ』
●2月19日発売 新潮社
『猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続』 宮部みゆき 『猫の刻参り:三島屋変調百物語拾之続』
●2月19日発売 新潮社・新潮選書
『倭寇とは何か:中華を揺さぶる「海賊」の正体』 岡本隆司 『倭寇とは何か:中華を揺さぶる「海賊」の正体』
『謎ときエドガー・アラン・ポー:知られざる未解決殺人事件』 竹内康浩 『謎ときエドガー・アラン・ポー:知られざる未解決殺人事件』
●2月19日発売 早川書房
『松の露: 宝暦郡上一揆異聞』
→記事:「時代小説★2025年2月の新刊情報(単行本)」を公開
諏訪宗篤 『松の露: 宝暦郡上一揆異聞』
●2月19日発売 早川書房・ハヤカワ新書
『東京大空襲を指揮した男 カーティス・ルメイ』 『東京大空襲を指揮した男 カーティス・ルメイ』
●2月20日発売 国書刊行会
『詩人たちの自然誌: 一九世紀初頭ドイツ語圏の文学と科学』 時田郁子 『詩人たちの自然誌: 一九世紀初頭ドイツ語圏の文学と科学』
●2月20日発売 新潮社
『小説新潮 2025年3月号』 小説新潮編集部編集
●2月20日発売 文藝春秋・文春新書
『東大生に教える日本史』 本郷和人 『東大生に教える日本史』
『『実利論』 古代インド「最強の戦略書」』 笠井亮平
●2月21日発売 中央公論新社・中公新書
『近代日本の対中国感情-なぜ民衆は嫌悪していったか』 金山泰志
『コミンテルン-国際共産主義運動とは何だったのか』 佐々木太郎
『神道とは何か 増補版-神と仏の日本史』 伊藤聡
●2月21日発売 朝日新聞出版
『『超図解 仏像大事典』疑問がすべて解ける』 村松哲文監修 『『超図解 仏像大事典』疑問がすべて解ける』
●2月21日発売 文藝春秋
『桃中図 自選短篇集』 宮城谷昌光
●2月24日発売 信濃毎日新聞社出版部
『平安女子に教わる今の時代を生きる術』 二本松泰子 『平安女子に教わる今の時代を生きる術』
●2月25日発売 原書房
『中世ヨーロッパの修道士とその生活 』 ダニエル・サブルスキー
●2月25日発売 平凡社
『草双紙って何?: 赤本・黒本青本は主張する (33)』 松原哲子
●2月26日発売 原書房
『中世ヨーロッパの女性の性と生活』 ロザリー・ギルバート
●2月26日発売 彩流社
『アメリカ文学にみる女性冒険者たち』 野口啓子監修
●2月26日発売 静岡新聞社
『アンソロジーしずおか 戦国の新説』 秋山香乃他 『アンソロジーしずおか 戦国の新説』
●2月26日発売 文藝春秋
『潮音 第二巻』 宮本輝 『潮音 第二巻』
●2月27日発売 現代書館
『大和怪異記』 福井栄一
●2月27日発売 双葉社
『小説推理 2025年4月号』
●2月28日発売 PHP研究所
『10人の英傑がこの国を変えた 大転換の日本史(仮』 出口治明
●2月28日発売 東京創元社
『車井戸は何故軋る 横溝正史傑作短編集』 横溝正史
●2月28日発売 法律文化社
『アメリカ文学史への招待: 豊饒なる想像力』 橋本安央他編著

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