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時代小説★2024年9月の新刊情報(単行本)

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単行本★時代小説新刊情報|2024年9月の新刊(1日→末日)

2024年9月1日から9月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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麻宮好さんの『龍ノ眼』
これは龍神の眼じゃ。富を生む砥窪の安寧と長命になる蓬をくださる。――砥石で潤う豊かな村には、禁忌の“掟”が存在しました。
隠密同心の長澤多門は、小日向藩石場村へ赴きました。そこは上物砥石を産する豊かな地。奉行所から、翡翠のごとき美しい砥石の闇取引根絶のため、探索を命じられたのです。砥改人に扮して潜入するや、多門は次々と奇妙な風習に遭遇します。信仰を集める「おりゅうさま」と絶対に入ってはいけない禁足地の存在、男たちが二十五歳で長寿の祝いをすること、夜中にしか表に出ない不思議な兄弟……。
しかし、ある女の死によって、多門の前に村ぐるみの罪業が浮かび上がりました。

芦辺拓さんの『明治殺人法廷』
明治二〇年に発布・施行された保安条例のために東京を追放された新聞記者の筑波新十郎と、負け続きのため「コマルさん」と揶揄される大阪の駆け出し弁護士の迫丸孝平。出会うはずのない東西二人の青年は、質屋一家を襲った鏖殺事件の謎に挑みます……。
日本推理作家協会賞&本格ミステリ大賞受賞作『大鞠家殺人事件』の著者が、巨星・山田風太郎の〈明治小説〉への敬意を胸に本格ミステリと伝奇時代小説の融合に挑む、圧巻のグランドミステリ。

村木嵐さんの『またうど』
財源としての年貢が限界を迎え、江戸税制の改革者として商人にも課税。身分の低い者も実力さえあれば抜擢し、交易に役立つ俵物のため蝦夷地開発を決定。前例や格式にとらわれず、卓見と奮迅の働きで日の本を支えた田沼意次は、なぜ突如老中を罷免され領地を失ったのでしょうか。
徳川家重の言葉を生涯大切にし続けた老中・田沼意次は本当に、賄賂にまみれた悪徳政治家だったのでしょうか?

中島要さんの『産婆のタネ』
浅草天王町の札差、坂田屋の娘お亀久は、元は男勝りのお転婆でしたが、六年前にかどわかしに遭ってから、見知らぬ男と血を恐れ家から出られなくなりました。さらには、許婚である材木問屋、万紀の長男紀一郎が紀州で山崩れに巻き込まれ行方知れずに。悲観したお亀久は大川に身を投げようとします。
激怒した母は、命の尊さを教えようと、「産婆の神様」と呼ばれる八丁堀のおタネ様の家にお亀久を連れて行きました。始めは恐れおののいていたお亀久でしたが、おタネ様から産婆は女相手の仕事だから男の出る幕はないと聞き、見習いを申し出ます。

砂原浩太朗さんの『浅草寺子屋よろず暦』
大滝信吾は、ゆえあって旗本である兄の紹介で、浅草寺の境内にある正顕院で寺子屋を開いています。源吉や三太、おさよなど大半は町人の子です。穏やかな春の日、子どもたちと縁側で握り飯をほおばっていたとき、源吉の姉が駆け込んできました……。
大切な人を守るため、信吾は江戸の闇と真っ向から闘うことに。浅草の四季を背景に、家族や友人、下町の人情に支えられながら、信吾が天命を見つけ、成長するさまを描いた人情時代小説。

朝井まかてさんの『青姫』
武家から逃げた杜宇は何日も走り続けたある日、闇の中で「姫」と呼ばれる女と若い大きな男に見つかり、籤で生きる選択を迫られました。

諏訪宗篤さんの『海賊忍者』
第15回小説野性時代新人賞受賞作。
伊賀の忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助けました。少女は伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘・雪姫。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていましたが、意に染まぬ婚礼を嫌い、織田家の野心と非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのでした。
「北畠を、伊勢を、お助けください!」
姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆けて桑海を渡り、甲斐の武田を引き入れ、熊野水軍をも動かします。敵は信長。織田の大軍を向こうに回した大勝負がはじまります……。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

●9月1日発売 文芸社
『新庄藩の嵐と灯火 その藩史と謎の法則』菅原道定『新庄藩の嵐と灯火 その藩史と謎の法則』
『ほろよい源氏ばなし』山口遼子『ほろよい源氏ばなし』
『お江戸の或る日』安居咲花『お江戸の或る日』
●9月2日発売 アース・スター エンターテイメント
『後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿』夢見里龍『後宮の死化粧妃 ワケあり妖妃と奇人官吏の暗黒検視事件簿』
●9月3日発売 KADOKAWA
『右園死児報告』真島文吉『右園死児報告』
●9月4日発売 春秋社
『恋愛しない私でも『源氏物語』は楽しめますか』西原志保『恋愛しない私でも『源氏物語』は楽しめますか』
●9月6日発売 ABCアーク
『歴史人2024年10月号(特集:天皇と皇室の日本史)』歴史人編集部『歴史人2024年10月号(特集:天皇と皇室の日本史)』
●9月6日発売 KADOKAWA
『ダ・ヴィンチ 2024年10月号』『ダ・ヴィンチ 2024年10月号』
●9月6日発売 PHP研究所
『歴史街道2024年10月号(特集1「関ケ原の”裏側”」)』『歴史街道』編集部編集『歴史街道2024年10月号(特集1「関ケ原の”裏側”」)』
●9月6日発売 朝日新聞出版・週刊朝日ムック
『歴史道 Vol.35(特集:日本の仏教1500年史)』朝日新聞出版編集『歴史道 Vol.35(特集:日本の仏教1500年史)』
●9月6日発売 郁朋社
『雁のひとつら』柴原逸『雁のひとつら』
●9月9日発売 論創社・論創ノベルス
『世尊寺殿の猫』アグニュー恭子『世尊寺殿の猫』
●9月10日発売 TOブックス
『戦国一の職人 天野宗助』白龍斎『戦国一の職人 天野宗助』
●9月11日発売 ポプラ社・ポプラ新書
『武将、城を建てる』河合敦『武将、城を建てる』
●9月11日発売 郁朋社
『花の散るらむ-高崎藩下仁田戦争始末記』藤原文四郎『花の散るらむ-高崎藩下仁田戦争始末記』
●9月11日発売 祥伝社
『龍ノ眼』
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麻宮好『龍ノ眼』
●9月11日発売 筑摩書房・ちくま新書
『歴史学はこう考える』松沢裕作『歴史学はこう考える』
●9月11日発売 東京創元社
『明治殺人法廷』芦辺拓『明治殺人法廷』
●9月11日発売 東方書店・東方選書
『中国文学の歴史 元明清の白話文学』小松謙『中国文学の歴史 元明清の白話文学』
●9月12日発売 講談社・講談社選書メチエ
『徳川海上権力論』小川雄『徳川海上権力論』
●9月12日発売 静山社
『出てこい、写楽!: ~蔦重編集日記~』楠木誠一郎『出てこい、写楽!: ~蔦重編集日記~』
●9月12日発売 本の雑誌社
『本の雑誌496号2024年10月号』本の雑誌編集部編集『本の雑誌496号2024年10月号』
●9月13日発売 文学通信
『江戸の怪談: 近世怪異文芸論考』近藤瑞木『江戸の怪談: 近世怪異文芸論考』
●9月17日発売 集英社
『小説すばる 2024年 10 月号』
●9月18日発売 PHP研究所・PHP新書
『中国ぎらいのための中国史』安田峰俊『中国ぎらいのための中国史』
●9月18日発売 朝日新聞出版・週刊朝日ムック
『小説TRIPPER (小説トリッパー) 2024年 秋号』朝日新聞出版編集『小説TRIPPER (小説トリッパー) 2024年 秋号』
●9月19日発売 幻冬舎
『またうど』村木嵐『またうど』
●9月19日発売 現代書館
『鴎外の遺品: 森於菟と台湾 遥かなる旅路』多胡吉郎『鴎外の遺品: 森於菟と台湾 遥かなる旅路』
●9月19日発売 新潮社・新潮新書
『アマテラスの正体』関裕二『アマテラスの正体』
●9月19日発売 双葉社
『産婆のタネ』中島要『産婆のタネ』
●9月19日発売 中央公論新社
『夢二の東京さんぽ手帖』石川桂子『夢二の東京さんぽ手帖』
『日中競作唐代SFアンソロジー-長安ラッパー李白』大恵和実編集『日中競作唐代SFアンソロジー-長安ラッパー李白』
●9月19日発売 中央公論新社・中公新書
『レコンキスタ―「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和』黒田祐我『レコンキスタ―「スペイン」を生んだ中世800年の戦争と平和』
『アメリカ黒人の歴史 増補版-奴隷貿易からオバマ大統領、BLM運動まで』上杉忍『アメリカ黒人の歴史 増補版-奴隷貿易からオバマ大統領、BLM運動まで』
●9月19日発売 星海社・星海社FICTIONS
『東離劍遊紀 上之巻 掠風竊塵』分解刑『東離劍遊紀 上之巻 掠風竊塵』
●9月19日発売 祥伝社
『小説NON 2024年 10 月号』
●9月20日発売 dZERO
『バチカン機密文書と日米開戦』津村一史『バチカン機密文書と日米開戦』
●9月20日発売 三一書房
『文明開化四ツ谷怪談: 福田善之戯曲集』福田善之『文明開化四ツ谷怪談: 福田善之戯曲集』
●9月20日発売 朝日新聞出版
『『アメリカ史』時系列×テーマ別だから一冊でわかる』かみゆ歴史編集部編集『『アメリカ史』時系列×テーマ別だから一冊でわかる』
●9月20日発売 日本文芸社
『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』秀島迅、朝里樹『プロの小説家が教える クリエイターのための怪異図鑑』
●9月20日発売 白水社
『北の星たち:新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎』芦原伸『北の星たち:新渡戸稲造、内村鑑三、有島武郎』
●9月20日発売 無明舎出版
『土崎みなと衆 ーその真髄ここにありー』五十嵐廣志『土崎みなと衆 ーその真髄ここにありー』
●9月21日発売 新潮社
『小説新潮 2024年10月号』小説新潮編集部編集
●9月24日発売 淡交社
『北斎時代の「絵手本」で「絵皿」を解く2 鳥・仙人の巻』河村通夫『北斎時代の「絵手本」で「絵皿」を解く2 鳥・仙人の巻』
●9月24日発売 鳥影社
『きよまろ すぐり 神託記』岡田清隆『きよまろ すぐり 神託記』
●9月25日発売 PHP研究所・PHP新書
『島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略』新名一仁、徳永和喜『島津氏 鎌倉時代から続く名門のしたたかな戦略』
●9月25日発売 サンライズ出版
『もはや堪忍なり難く 大塩平八郎の乱』竹中敬明
●9月25日発売 ロングセラーズ
『すごい!江戸時代: 眠れなくなるほど面白い!』稲垣史生
●9月25日発売 原書房
『古代ギリシア・ローマの魔術のある日常』フィリップ・マティザック『古代ギリシア・ローマの魔術のある日常』
●9月25日発売 ミネルヴァ書房・ミネルヴァ日本評伝選
『世阿弥:能の本を書く事、この道の命なり』西野春雄『世阿弥:能の本を書く事、この道の命なり』
●9月25日発売 叢文社
『決断ー浅井長政とお市』江竜喜信
●9月26日発売 作品社
『もう一人の舞姫: 鴎外の隠し妻異譚』西村正
●9月26日発売 星海社・星海社新書
『蔦屋重三郎と江戸メディア史 浮世絵師、ベストセラー作家、瓦版屋の仕掛け人』渡邊大門『蔦屋重三郎と江戸メディア史 浮世絵師、ベストセラー作家、瓦版屋の仕掛け人』
●9月27日発売 河出書房新社
『[実践]小説教室: 伝える、揺さぶる基本メソッド』根本昌夫『[実践]小説教室: 伝える、揺さぶる基本メソッド』
●9月27日発売 角川春樹事務所
『浅草寺子屋よろず暦』砂原浩太朗
●9月27日発売 竹書房
『アサシンクリード 会津の剣』オリヴィエ・ゲイ『アサシンクリード 会津の剣』
●9月27日発売 徳間書店
『青姫』朝井まかて『青姫』
●9月27日発売 宝島社
『やっぱり好き! 京極夏彦サーガ』『このミステリーがすごい!』編集部編集『やっぱり好き! 京極夏彦サーガ』
●9月27日発売 幻冬舎
『小説幻冬 2024年 10 月号』
●9月27日発売 静岡新聞社
『痛快歴史マンガ 東海道中膝栗毛』たたらなおき漫画『痛快歴史マンガ 東海道中膝栗毛』
●9月27日発売 双葉社
『小説推理 2024年11月号』
●9月28日発売 KADOKAWA
『海賊忍者』諏訪宗篤『海賊忍者』
●9月30日発売 小鳥遊書房
『文学と魔術の饗宴・日本編』斎藤英喜『文学と魔術の饗宴・日本編』

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