単行本★時代小説新刊情報|2024年4月の新刊(1日→末日)
2024年4月1日から4月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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犬飼六岐さんの『火の神の砦』
時は室町。陰流の祖・愛洲久忠は、幻の名刀青江に導かれ、女だけの隠れ里に辿り着きました。女刀鍛冶たちに「守ってほしい」と懇願されて。
門井慶喜さんの『ゆうびんの父』
郵便制度の祖と呼ばれる前島密。しかし、彼は士農工商の身分制度の影響が色濃く残る時代にあって、幕臣でも薩長土肥の藩士出身でもなく農家の生まれで、生後すぐに父を亡くし、後ろ盾が何もありません。勉強を誰よりしても、旅をしていくら見聞を広めても、なかなか世に出ることができませんでした。そんな苦悩を乗り越え、前島は道をどう切り開き、誰もが想いを届けられる仕組みをいかにしてつくったのでしょうか。
玉岡かおるさんの『さまよえる神剣』
「安徳帝は入水せず、三種の神器の剣とともに土佐山中に消えた」。伝承を信じて、後鳥羽上皇のため神剣探索の旅に出た忠臣・有綱。苦難の果てに帝一行が住み着いたという集落を発見しますが、そこでは思いも寄らない運命が待ち構えていました。一人の若者の冒険と恋を通じて、日本史最大の謎に挑んだ著者新境地の長編歴史ロマン。
天野純希さん他の『歴屍物語集成 畏怖』
歴史小説家たちが紡ぐ時代の違う五つの物語が、あるひとつの「怪異」で繋がります。
読後に訪れるこの震えは、恐怖か、驚愕か……?
矢野隆さん、天野純希さん、西條奈加さん、蝉谷めぐ実さん、澤田瞳子さん、現代を代表する人気作家の競演による、アンソロジー。
矢野隆さんの『覚悟せよ』
覚悟なんぞ、できませぬ。
絶体絶命。待ったなし。人生最大の危機をどう切り抜ける?
善も悪もない、ただひたすらに生き抜いた名もなき人の物語。
歴史の陰に隠れた人々の生死を懸けたさまざまな〝覚悟〟を、鮮烈かつ詩情豊かに描き出す短編集。
帚木蓬生さんの『香子(五) 紫式部物語』
ついに、『源氏物語』を書き上げる香子(紫式部)。千年読み継がれる物語を紡ぎ出した女性の類稀なる生涯を描いた歴史巨編、堂々完結。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
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