単行本★時代小説新刊情報|2020年6月の新刊(1日→末)
2020年6月1日から6月30日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
→新刊情報リストを見る
緊急事態宣言が解除され、出版を取り巻く環境もも少しずつですが、通常に戻りかけているように思います。
KADOKAWAから、天野純希さんの『紅蓮浄土 石山合戦記』がが出ます。
織田信長を敵と狙う、本願寺の間者となった少女千世は、いかに戦ったのか。
畠中恵さんの『あしたの華姫』は、江戸は両国の見世物小屋で評判の、姫様人形・お華と、その遣い手の月草が活躍するシリーズ第2弾です。
中央公論新社から刊行される新刊では、吉川永青さんの『憂き夜に花を』に注目しています。
江戸の花火師・六代目鍵屋弥兵衛と享保の花火大会を描いた作品です。
徳間書店では、梶よう子さんの『漣のゆくえ とむらい屋颯太』が楽しみです。
死者が残した未練や無念、生者が抱えた哀惜や苦悩を描く「とむらい屋」シリーズの第2弾です。
幻冬舎の新刊では、村木嵐さんの『せきれいの詩』が気になります。
開国に揺れる幕末の江戸。成瀬家の美貌の姫・澪と、兄徳川慶勝に忠実に従う陸ノ介の夫婦の姿を描きます。
★2020/07/01追記
新潮社より、永井紗耶子さんのstrong>『商う狼: 江戸商人 杉本茂十郎』が刊行されていました(お気に入りの作家の新刊を見逃していてショック)。
江戸の商業の“最適化”を目指した、実在の商人杉本茂十郎の素顔に迫る長編歴史時代小説です。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
●6月1日発売 幻冬舎 | |||||
『続・生身の空海 ―漢詩を通して蘇らせる』 | 中谷征充 | ||||
●6月1日発売 文芸社 | |||||
『八条院暲子』 | 谷口弘子 | ||||
●6月1日発売 祥伝社・祥伝社新書 | |||||
『桂太郎――日本政治史上、最高の総理大臣』 | 倉山満 | ||||
●6月1日発売 実業之日本社・じっぴコンパクト新書 | |||||
『新版 英語対訳で読む世界の歴史』 | 綿田浩崇監修、Lee Stark翻訳 | ||||
●6月1日発売 捕物出版 | |||||
♪ | 『若さま侍捕物手帖第十六巻 おえん殿始末』 | 城昌幸 | |||
●6月1日発売 KADOKAWA | |||||
♪ | 『ほたる茶屋 千成屋お吟』 | 藤原緋沙子 | |||
●6月1日発売 平凡社・オンデマンド | |||||
『其角と楽しむ江戸俳句』 | 半藤一利 | ||||
●6月2日発売 KADOKAWA | |||||
★ | 『紅蓮浄土 石山合戦記』 | 天野純希 | |||
●6月5日発売 秀和システム | |||||
♪ | 『文豪たちの憂鬱語録』 | 豊岡昭彦、高見澤秀編 | |||
●6月5日発売 ブイツーソリューション | |||||
『松は知るらむ―万葉集に秘められた真実』 | 山口孝晴 | ||||
●6月5日発売 潮出版社・潮新書 | |||||
『対決! 日本史 戦国から鎖国篇』 | 安部龍太郎、佐藤優 | ||||
●6月5日発売 ホビージャパン | |||||
『刀剣画報 本作長義と徳川の刀』 | ホビージャパンMOOK | ||||
●6月8日発売 中央公論新社 | |||||
『反「近代」の思想-荻生徂徠と現代』 | 舩橋晴雄 | ||||
★ | 『憂き夜に花を』 →記事:「2020年6月の新刊(単行本)」をアップ |
吉川永青 | |||
●6月8日発売 創元社 | |||||
『花のそと』 | 徳光孝著、徳光正子編 | ||||
●6月8日発売 エムディエヌコーポレーション・MdN新書 | |||||
『ニッポン名城紀行』 | 井沢元彦 | ||||
●6月8日発売 澪標 | |||||
『月と太陽 日本書紀の女たち』 | 高城修三 | ||||
●6月8日発売 郁朋社 | |||||
『渡辺崋山作 国宝「鷹見泉石像」の謎』 | 岡田幸夫 | ||||
●6月9日発売 徳間書店 | |||||
★ | 『漣のゆくえ とむらい屋颯太』 | 梶よう子 | |||
●6月10日発売 KADOKAWA | |||||
★ | 『あしたの華姫』 | 畠中恵 | |||
●6月10日発売 NHK出版・NHK出版新書 | |||||
『京都を壊した天皇、護った武士: 「一二〇〇年の都」の謎を解く』 | 桃崎有一郎 | ||||
●6月10日発売 筑摩書房・ちくま新書 | |||||
『人事の古代史 律令官人制からみた古代日本』 | 十川陽一 | ||||
●6月10日発売 宝島社・宝島社新書 | |||||
『増補改訂 カラー版 お経と仏像でわかる仏教入門』 | 釈徹宗監修 | ||||
●6月11日発売 小学館・P+D BOOKS | |||||
■ | 『喪神・柳生連也斎』 | 五味康祐 | |||
●6月12日発売 朝日新聞出版・朝日新書 | |||||
『関ヶ原大乱、本当の勝者』 | 日本史史料研究会監修、白峰旬編 | ||||
●6月12日発売 昭文社 | |||||
『地図でスッと頭に入る戦国時代』 | 昭文社 旅行ガイドブック 編集部編 | ||||
●6月17日発売 原書房 | |||||
♪ | 『鶴屋南北の殺人』 | 芦辺拓 | |||
●6月17日発売 講談社・講談社現代新書 | |||||
『戦国大名の経済学』 | 川戸貴史 | ||||
●6月17日発売 双葉社 | |||||
『鬼人幻燈抄 幕末編 天邪鬼の理』 | 中西モトオ | ||||
●6月17日発売 カンゼン | |||||
『日本人と動物の歴史 日本人にとって動物とは何か』 | 實吉達郎 | ||||
●6月17日発売 河出書房新社 | |||||
『戦国 信長・光秀・秀吉の戦い』 | 二木謙一監修 | ||||
●6月17日発売 新潮社 | |||||
★ | 『商う狼: 江戸商人 杉本茂十郎』 →記事:永代橋崩落で妻子を失うも、江戸の繁栄に生涯を捧げた風雲児 →記事:永代橋を架け、江戸経済を変えた「狼」と呼ばれた男の生涯 |
永井紗耶子 | |||
●6月18日発売 PHP研究所 | |||||
『「人物相関図」で読み解く日本史の真相』 | 後藤寿一監修 | ||||
●6月19日発売 中日新聞社 | |||||
『元禄時代の世情譚―名古屋城下・聞き書き屋が拾う』 | 新家猷佑 | ||||
●6月20日発売 ノーク出版 | |||||
『秋の遠音・上巻』 | 春吉省吾 | ||||
『秋の遠音・中巻』 | 春吉省吾 | ||||
『秋の遠音・下巻』 | 春吉省吾 | ||||
●6月20日発売 捕物出版 | |||||
■ | 『河内山宗俊懐中思案(上)』 →記事:愛すべきアウトロー河内山宗俊は、難事件を解決する名探偵 |
島田一男 | |||
●6月22日発売 中央公論新社 | |||||
♪ | 『囚われの山』 | 伊東潤 | |||
『田辺聖子の万葉散歩』 | 田辺聖子 | ||||
●6月22日発売 中央公論新社・中公新書 | |||||
『ビザンツ帝国-千年の興亡と皇帝たち』 | 中谷功治 | ||||
『万葉集の起源-東アジアに息づく抒情の系譜』 | 遠藤耕太郎 | ||||
●6月23日発売 幻冬舎 | |||||
『家傳の石 本能寺の変 つくられた謀反人 光秀』 | 岡野正昭 | ||||
●6月23日発売 光文社 | |||||
『小説で読む名作戯曲 曽根崎心中』 | 黒澤はゆま | ||||
●6月25日発売 幻冬舎 | |||||
★ | 『せきれいの詩』 | 村木嵐 | |||
●6月25日発売 宝島社・宝島社新書 | |||||
『日本史の定説を疑う』 | 本郷和人、井沢元彦 | ||||
●6月25日発売 芙蓉書房出版 | |||||
『青い眼が見た幕末・明治 12人の日本見聞記を読む』 | 緒方修 | ||||
●6月25日発売 ジー・ビー | |||||
『平安貴族 嫉妬と寵愛の作法』 | 繁田信一監修 | ||||
●6月26日発売 淡交社 | |||||
『平安女子は、みんな必死で恋してた イタリア人がハマった日本の古典』 | イザベラ・ディオニシオ | ||||
●6月29日発売 幻冬舎 | |||||
『刀、伝承と継承』 | 佐藤康人 | ||||
●6月30日発売 勉誠出版 | |||||
『明治が歴史になったとき』 | 佐藤雄基編 | ||||
●6月30日発売 廣済堂出版 | |||||
『古代史再検証「大化の改新」』 | 関裕二 | ||||
●6月30日発売 サンライズ出版・淡海文庫 | |||||
『近江の地名 その由来と変遷』 | 京都地名研究会編著 |
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