2024年時代小説(単行本/文庫書き下ろし)ベスト10、発表!

時代小説●2025年1月中旬の新刊情報(文庫)

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時代小説●文庫新刊情報|2025年1月中旬の新刊(11日→20日)

2025年1月11日から1月20日にかけて文庫で発売される時代小説の新刊情報をお届けします。おすすめの新刊の紹介文は、Amazonの内容紹介より抜粋・編集しています。各タイトルには、Amazon.co.jpの詳細紹介ページへのリンクを設定しています。 新刊情報リストを見る

時代小説文庫
東圭一さんの『深川青春捕物控(一) 父と子』
深川漁師町にある小料理屋「しののめ」の息子・雄太は、十七歳になり、仕入れなどをしながら母を手伝っております。
ある日、常連の同心・高柳新之助から「御用聞きの手先にならないか」と誘われます。その際、新之助は驚くべきことを告白します。雄太の父は新之助の亡き父でもあり、新之助は腹違いの兄だというのです。
誘いを受けた雄太は、父の遺した鼻捻棒を手に、仲間とともに深川の平和を守るために駆け出します。新たな爽快時代小説が誕生しました。

櫻部由美子さんの『ふたつ星 出直し神社たね銭貸し』
お蔵茶屋〈くら姫〉の主・お妙を支える骨董商の蝸牛斎は、茶席をきっかけに災難に巻き込まれます。一方、出直し神社を手伝う娘・おけいは、ムカデに足を咬まれたお妙を助けるため、評判の薬師〈なめくじらの婆〉を訪ねます。その過程でおけいは、神楽鈴のような美しい音色に惹かれていきます。
人々の複雑な人生を優しくほどいていく物語を描いた、人情と謎解きが融合した温かな時代小説の第6弾です。

講談社文庫
泉ゆたかさんの『うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂』
夫婦で営む動物専門の養生所「毛玉堂」には、多種多彩なけものたちが運び込まれます。医師・凌雲のもとに、女けもの医のライバルが登場し、妻・美津との関係にも変化が訪れます。
人気シリーズ「お江戸けもの医 毛玉堂」の第3弾です。

山本巧次さんの『戦国快盗 嵐丸 朝倉家をカモれ』巨きな金しか奪わない盗人・嵐丸と、凄腕の女同業者・麻耶が目をつけたのは、高価な茶器を取引しようとする堺の商人。しかし、その裏には複雑な陰謀が絡んでおりました。
命を狙う謎の敵、そして現れる明智光秀や木下藤吉郎。状況は二転三転し、張り巡らされた策略が明らかになっていきます。戦国時代を舞台に男女の盗人コンビが活躍する痛快な歴史エンターテインメントです。

矢野隆さんの『籠城忍 小田原の陣』
天正18年(1590年)、北条氏の本拠地・小田原城は豊臣秀吉の軍勢に囲まれておりました。徳川家康は、伊賀忍者の服部半蔵を北条家に潜入させ、前当主・氏政をさらい、秀吉に謝罪させる計画を立てます。しかし、北条家の忍者集団「風魔」の存在が計画の行く手を阻みます。
秀吉軍対北条家――膠着する籠城戦の中、忍者たちは小田原城を舞台に闇で激しく戦う歴史アクション小説、新シリーズ第1作。

双葉文庫
山本巧次さんの『奥様姫様捕物綴り(二)-本読む者は人目を忍べ』
佳奈姫がひいきにしている小間物屋・津田屋は、姫のためにひそかに戯作本を届けております。ある日、戯作者が幕府に目をつけられ、版元にもお調べが入ります。姫は近習の隆之介に頼み込み、版元の様子を窺いに行きますが、そこで怪しい男に遭遇します。
大名家の無敵の母娘が活躍する、痛快シリーズの第2弾です。

馳月基矢さんの『義妹にちょっかいは無用にて(6)』
江戸の名所・目黒の富士塚をめぐる騒動が勃発。蕎麦屋を営む半之助一家とのいざこざや、近藤重蔵の息子・富蔵とのやり取りが描かれます。
一方、主人公の将太は「他家への養子話」という父の提案に揺れ、自分の進むべき道を模索しながら、義妹・理世との距離にも変化が訪れます。
大人気シリーズ第6弾が登場です。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●1月14日発売 筑摩書房・ちくま学芸文庫
『禅の時代 ――栄西・夢窓・大灯・白隠』 柳田聖山 『禅の時代 ――栄西・夢窓・大灯・白隠』
『近代日本の中国認識 ――徳川期儒学から東亜協同体論まで』 松本三之介 『近代日本の中国認識 ――徳川期儒学から東亜協同体論まで』
●1月15日発売 KADOKAWA・富士見L文庫
『流蘇の花の物語 捨てられ皇子と冬の明星』 雪村花菜 『流蘇の花の物語 捨てられ皇子と冬の明星』
●1月15日発売 コスミック出版・コスミック時代文庫
『聞き耳幻八 暴き屋侍』 吉田雄亮
『暖鳥 見届け人秋月伊織事件帖【三】』 藤原緋沙子
『闇の用心棒【二】地獄宿』 鳥羽亮
『ほのか魔界帖 同心淫躍ノ事』 睦月影郎
『関白同心【二】少年貴族と八丁堀の鬼』 早見俊
●1月15日発売 角川春樹事務所・時代小説文庫
『深川青春捕物控(一) 父と子』
→記事:「時代小説●2025年1月中旬の新刊情報(文庫)」を公開
東圭一 『深川青春捕物控(一) 父と子』
『入鉄砲 情け深川 恋女房』 小杉健治 『入鉄砲 情け深川 恋女房』
『ふたつ星 出直し神社たね銭貸し』 櫻部由美子 『ふたつ星 出直し神社たね銭貸し』
『卯の花月夜 江戸菓子茶店うさぎ屋』 篠綾子 『卯の花月夜 江戸菓子茶店うさぎ屋』
●1月15日発売 講談社・講談社文庫
『うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂』 泉ゆたか 『うぬぼれ犬 お江戸けもの医 毛玉堂』
『戦国快盗 嵐丸 朝倉家をカモれ』 山本巧次 『戦国快盗 嵐丸 朝倉家をカモれ』
『写楽殺人事件 新装版』 高橋克彦 『写楽殺人事件 新装版』
『籠城忍 小田原の陣』 矢野隆 『籠城忍 小田原の陣』
●1月15日発売 双葉社・双葉文庫
『後宮の男装妃、龍を貫く』 佐々木禎子 『後宮の男装妃、龍を貫く』
『風樹の剣 〈新装版〉日向景一郎シリーズ(1)』 北方謙三 『風樹の剣 〈新装版〉日向景一郎シリーズ(1)』
『新・御刀番 黒木兵庫 無双流仕置剣』 藤井邦夫 『新・御刀番 黒木兵庫 無双流仕置剣』
『奥様姫様捕物綴り(二)-本読む者は人目を忍べ』 山本巧次 『奥様姫様捕物綴り(二)-本読む者は人目を忍べ』
『義妹にちょっかいは無用にて(6)』 馳月基矢 『義妹にちょっかいは無用にて(6)』
『新・若さま同心 徳川竜之助【七】-大鯨の怪〈新装版〉』 風野真知雄 『新・若さま同心 徳川竜之助【七】-大鯨の怪〈新装版〉』
●1月16日発売 アルファポリス・アルファポリス文庫
『復讐の狼姫、後宮を駆ける』 高井うしお 『復讐の狼姫、後宮を駆ける』
『華後宮の剣姫』 湊祥 『華後宮の剣姫』
●1月16日発売 講談社・講談社学術文庫
『国家について 法律について』 キケロー 『国家について 法律について』
『古代エジプト文明 世界史の源流』 大城道則 『古代エジプト文明 世界史の源流』
『仏教名言辞典』 金岡秀友 『仏教名言辞典』
●1月17日発売 岩波書店・岩波文庫
『良寛和尚歌集』 相馬御風編 『良寛和尚歌集』
●1月20日発売 集英社・集英社オレンジ文庫
『春燕さん、事件です! 女役人の皇都怪異帖』 真堂樹 『春燕さん、事件です! 女役人の皇都怪異帖』

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時代小説★2025年1月の新刊情報(単行本)
時代小説★単行本新刊情報|2025年1月の新刊(1日→末日)2025年1月1日から1月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ペ...