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文庫●2024年3月上旬の新刊情報

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時代小説●文庫新刊情報|2024年3月上旬の新刊(1日→10日)

2024年3月1日から3月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

潮文庫
伊多波碧さんの『裁判官 三淵嘉子の生涯』
2024年春、朝ドラ「虎に翼」の主人公のモデル「三淵嘉子(みぶちよしこ)」。
日本史上、女性で初めて法曹の世界に飛び込んだ彼女の人生を綴った長編小説。

小学館文庫
麻宮好さんの『日輪草 泥濘の十手』
一流の料理屋で毒による殺しが起こりました。死んだのは料理人の平次。深川の芸者衆が綺麗な着物をまとい、料理屋の庭で披露し合う「衣装競べ」の最中のことでした。
たまさか店に居合わせた甘味処の看板娘にして岡っ引きのおまき、材木問屋の跡継ぎの亀吉、物知りの要の三人は早速探索に奔ります。
が、しかし、何日経っても探索は一向に進まず、同心の飯倉も姿を見せません。
「泥濘の十手」シリーズ第2弾。

文春文庫
畠中恵さんの『いわいごと まんまこと』
江戸町名主のお気楽者の跡取り息子・高橋麻之助が、幼なじみで町名主を継いでいる色男・八木清十郎、堅物の同心・相馬吉五郎とともに、さまざまな謎ともめ事の解決に挑む、シリーズ第8弾。
かつて恋女房を亡くした麻之助。彼のもとに、縁談が3つもやってきて、しかも、ひとりは江戸一と謳われる美人。そして、どの縁談も妙なところがあるようで……。

朝井まかてさんの『白光』
絵を学びたい一心で明治の世にロシアへ、芸術と信仰の狭間でもがき辿り着いた境地とは?
日本初のイコン画家、山下りんの激動の生涯を力強く描いた長編小説。

加藤正人さんの『碁盤斬り 柳田格之進異聞』
娘の絹とふたり、江戸の貧乏長屋で暮らす柳田格之進。彼は、身に覚えのない罪をきせられた上に妻も喪い、故郷の彦根藩を追われた身でした。
ある日、旧知の藩士により、彦根藩での悲劇の真相を知らされた格之進と絹は、復讐を決意します。
古典落語の演目として知られる人物を描く、草彅剛主演の映画『碁盤斬り』の脚本家が自ら書き下ろした小説。

千葉ともこさんの『戴天』
唐・玄宗皇帝の時代。皇帝は政治を疎かにし、宮廷では佞臣が暗躍していました。身体を欠損し失意のうちに従軍した崔子龍は、権勢を振るう宦官・辺令誠の非道に憤り、天童と謳われた真智は、義父の遺志を継いで皇帝を糺そうとしていました。そこへ、安禄山挙兵の報が届きます。彼らの闘いは、この国をどこへ導くのでしょうか。そして、その義は天に通じるのでしょうか。松本清張賞作家が描く、胸を熱くする中国歴史ロマン。

徳間文庫
武内涼さんの『あらごと、わごと 呪師開眼』
平安中期の常陸国。凶悪な大豪族・源護邸では犬が吠えると下人下女が消えると噂され、不安に堪えかねた彼らはついに騒動を起こしました。そのとき、下女の少女あらごとに物を動かし浮かす謎の力が目覚めます。脱走した彼らを保護したのは、近国の豪族・平将門でした。
同じころ、都では、あらごとと瓜二つの娘わごとが女流歌人・右近に仕えていました。ある夜、右近邸に呪われし怪異が発生。退魔のため呼ばれたのが、後に天台座主にまで上り詰める僧・良源でした。彼から、わごとは己が不思議な力を持つ呪師だと知らされ……。天下激震へと向かう巨篇、開幕。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●3月1日発売 文芸社・文芸社セレクション
『初学者のための中国書道史入門』 中山不動 『初学者のための中国書道史入門』
『碑文にみる歴史の謎解き物語』 平野真知子 『碑文にみる歴史の謎解き物語』
●3月5日発売 ポプラ社・ポプラ文庫ピュアフル
『少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし』 峰守ひろかず 『少年泉鏡花の明治奇談録 城下のあやかし』
●3月5日発売 潮出版社・潮文庫
『裁判官 三淵嘉子の生涯』
→記事:「2024年3月上旬の新刊(文庫)」をアップ
伊多波碧 『裁判官 三淵嘉子の生涯』
『掌編 源氏物語』 馬場あき子 『掌編 源氏物語』
●3月6日発売 河出書房新社・河出文庫
『日本霊異記・発心集』 伊藤比呂美訳 『日本霊異記・発心集』
『堤中納言物語』 中島京子訳 『堤中納言物語』
『鬼とはなにか: まつろわぬ民か、縄文の神か』 戸矢学 『鬼とはなにか: まつろわぬ民か、縄文の神か』
●3月6日発売 小学館・小学館文庫
『身代わり皇帝の災難~後宮の侍女ですが、また入れ替わった皇帝の代わりに命を狙われています~』 松田詩依 『身代わり皇帝の災難~後宮の侍女ですが、また入れ替わった皇帝の代わりに命を狙われています~』
『帝都の隠し巫女 零れ桜が繋ぐ縁』 柊一葉 『帝都の隠し巫女 零れ桜が繋ぐ縁』
『日輪草 泥濘の十手』 麻宮好 『日輪草 泥濘の十手』
●3月6日発売 文藝春秋・文春文庫
『いわいごと まんまこと』 畠中恵 『いわいごと まんまこと』
『白光』 朝井まかて 『白光』
『碁盤斬り 柳田格之進異聞』 加藤正人 『碁盤斬り 柳田格之進異聞』
『戴天』 千葉ともこ 『戴天』
●3月7日発売 幻冬舎・幻冬舎時代小説文庫
『姫と剣士 二』 佐々木裕一 『姫と剣士 二』
●3月7日発売 朝日新聞出版・朝日文庫
『江戸東京《奇想》徘徊記 [新装版]』 種村季弘 『江戸東京《奇想》徘徊記 [新装版]』
『三淵嘉子 日本初の女性弁護士』 長尾剛 『三淵嘉子 日本初の女性弁護士』
『ハンギョドンの『老子』 穏やかに過ごす道しるべ』 朝日文庫編集部編集 『ハンギョドンの『老子』 穏やかに過ごす道しるべ』
『『赤まんま』慶次郎縁側日記』 北原亞以子 『『赤まんま』慶次郎縁側日記』
●3月8日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『想い星 茶屋「蒲公英」の料理帖』 五十嵐佳子 『想い星 茶屋「蒲公英」の料理帖』
●3月8日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『千の倉より 取次屋栄三 <新装版>』 岡本さとる 『千の倉より 取次屋栄三 <新装版>』
●3月8日発売 徳間書店・徳間文庫
『あらごと、わごと 呪師開眼』 武内涼 『あらごと、わごと 呪師開眼』
『拵屋銀次郎半畳記 無外流 雷がえし上 〈新装版〉』 門田泰明 『拵屋銀次郎半畳記 無外流 雷がえし上 〈新装版〉』
『拵屋銀次郎半畳記 無外流 雷がえし下 〈新装版〉』 門田泰明 『拵屋銀次郎半畳記 無外流 雷がえし下 〈新装版〉』
●3月8日発売 法蔵館・法蔵館文庫
『〈小さき社〉の列島史』 牛山佳幸 『〈小さき社〉の列島史』
『方丈記を読む』 荒木浩 『方丈記を読む』

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単行本★2024年3月の新刊情報
単行本★時代小説新刊情報|2024年3月の新刊(1日→末日) 2024年3月1日から3月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書、古典日本文学の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介...