2023年時代小説SHOWベスト10、発表!

文庫●2023年2月中旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2023年2月中旬の新刊(11日→20日)

2023年2月11日から2月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

光文社文庫
坂岡真さんの『一分』
天保十年。丹波篠山藩青山家の馬役を務める小柴陽太郎は剣術が得意。謎の過去をもつ父は訳あって藩士を辞めて町道場を開いており、母は貧しさゆえか妹を連れて家を出ていってしました。下士として耐えていた人生が、藩の剣術試合に出場したところから急展開し始めます。その先に陽太郎を待っていた劇的な運命とは……。長編小説。

菊池仁さん編の『知られざる徳川家康』
徳川家康が天下人となるまでの様々な苦労は伝えられてはいますが、表舞台での活躍の背後には、特異なる家臣たちとの交わりもありました。殿の初陣を待つ困窮侍、御家の倹約を監視した意固地な三河武士、家康に夢を託された〝仕事師〟……。
そして、家康の最期、遺した子供たちの末路までを描いた傑作八編を収録した家康小説アンソロジー。

時代小説文庫
知野みさきさんの『瑞香 神田職人えにし譚』
縫箔師の咲は注文を受けていた匂い袋を日本橋にある香木屋・瑞香堂へ納めました。沈丁花を模した意匠の匂い袋は店主からとても気に入られ、咲は安堵します。
帰り際、咲に九之助という男客が近づいて来て、咲にむかって突然「化け狐」ではないかと言い出した。まさかこの男は、しろとましろの正体に気付いているのでしょうか!?
人気の人情時代小説シリーズ第5巻。

講談社文庫
三國青葉さんの『福猫屋 お佐和のねこかし』
ネズミ捕りの猫を手配したり、猫をあしらった小物を作ったり、さらには子猫と遊びたい客が存分に楽しめる猫茶屋を開いたりして、福猫屋の経営もやっと軌道に乗りかけてきました。そんな矢先、突然猫が消える「猫さらい」の噂が伝わってきました。すでに地元の両国界隈で発生しているらしく、三味線に使う目的のためにトラ猫と白猫が売り飛ばされているという噂まで上っていました……。江戸の猫たちの可愛さが止まらない、シリーズ第2巻。

集英社文庫
畠中恵さんの『猫君』
茶虎で金目銀目の猫、みかんは江戸・吉原で髪結いをするお香のもとで可愛がられて育ち、まもなく二十年が経とうとしていました。
病の床についたお香は、尻尾が二叉に分かれ、言葉を操り始めたみかんが、やがて人に化ける猫の妖怪「猫又」になる特別な存在だと告げて、この世を去ります。
新米猫又のみかんは、仲間たちと出会い、猫又のあれこれを学んでいきます。お江戸ファンタジー小説開幕。

田中啓文さんの『十手笛おみく捕物帳』
父の跡を継いで目明しとなった飴売りの少女みく。代々伝わる不思議な精霊が宿るという十手を手に、大坂の町で起きる奇怪な事件に挑んでいきます。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●2月13日発売 筑摩書房・筑摩書房
『メディアの生成 ――アメリカ・ラジオの動態史』水越伸『メディアの生成 ――アメリカ・ラジオの動態史』
●2月14日発売 光文社・光文社文庫
『遺文 決定版: 吉原裏同心 (21)』佐伯泰英『遺文 決定版: 吉原裏同心 (21)』
『夢幻 決定版: 吉原裏同心 (22)』佐伯泰英『夢幻 決定版: 吉原裏同心 (22)』
『一分』坂岡真『一分』
『知られざる徳川家康』
→記事:「2023年2月中旬の新刊(文庫)」をアップ
菊池仁編『知られざる徳川家康』
『決闘・柳森稲荷: 日暮左近事件帖』藤井邦夫『決闘・柳森稲荷: 日暮左近事件帖』
『幽霊のお宝: 新・木戸番影始末(五)』喜安幸夫『幽霊のお宝: 新・木戸番影始末(五)』
●2月15日発売 KADOKAWA・富士見L文庫
『紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌』雪村花菜『紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌』
●2月15日発売 角川春樹事務所・ハルキ文庫
『晴明の事件帖 逆襲の道満と奪われた御璽』遠藤遼『晴明の事件帖 逆襲の道満と奪われた御璽』
●2月15日発売 角川春樹事務所・時代小説文庫
『茶屋占い師がらん堂』高田在子『茶屋占い師がらん堂』
『瑞香 神田職人えにし譚』知野みさき『瑞香 神田職人えにし譚』
『母子慕情 情け深川 恋女房』小杉健治『母子慕情 情け深川 恋女房』
●2月15日発売 講談社・講談社文庫
『霊獣紀 蛟龍の書(下)』篠原悠希『霊獣紀 蛟龍の書(下)』
『すらすら読める奥の細道』立松和平『すらすら読める奥の細道』
『Cocoon 京都・不死篇4-嗄-』夏原エヰジ『Cocoon 京都・不死篇4-嗄-』
『漫画版 徳川家康 2』横山光輝『漫画版 徳川家康 2』
『漫画版 徳川家康 3』横山光輝『漫画版 徳川家康 3』
『福猫屋 お佐和のねこかし』
→記事:お江戸でねこさらいが発生! 福猫屋の猫たちにも危険が迫る
三國青葉『福猫屋 お佐和のねこかし』
『すらすら読める源氏物語(中)』瀬戸内寂聴『すらすら読める源氏物語(中)』
●2月15日発売 双葉社・双葉文庫
『後宮の百花輪(5)』瀬那和章『後宮の百花輪(5)』
『浪人若さま 新見左近 決定版 【十一】-左近暗殺指令』佐々木裕一『浪人若さま 新見左近 決定版 【十一】-左近暗殺指令』
●2月16日発売 集英社・集英社オレンジ文庫
『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』氏家仮名子『双蛇に嫁す 濫国後宮華燭抄』
●2月17日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『文蔵2023.3』
→記事:『文蔵2023.3』特集は、「建物」が生み出す物語
「文蔵」編集部編『文蔵2023.3』
●2月17日発売 集英社・集英社文庫
『猫君』畠中恵『猫君』
『辻番奮闘記五 絡糸』上田秀人『辻番奮闘記五 絡糸』
『十手笛おみく捕物帳』田中啓文『十手笛おみく捕物帳』
●2月20日発売 マイクロマガジン社・ことのは文庫
『大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~』菊川あすか『大奥の御幽筆~あなたの想い届けます~』

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単行本★2023年2月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2023年2月の新刊(1日→末日) 2023年2月1日から2月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンク...