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文庫●2022年6月中旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2022年6月中旬の新刊(11日→20日)

2022年6月11日から6月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

光文社文庫
佐伯泰英さんの『浮世小路の姉妹』
町火消の見習の昇吉は、半年前の火事で両親と店を失った老舗料理茶屋の姉妹、お佳代とお澄を見知りました。未だ火付けの下手人に狙われているらしく、火消の若頭の命で下手人を探ることになった昇吉。
大江戸日本橋を舞台にした若者たちの、瑞々しい成長の物語。

赤神諒さんの『妙麟』
戦国末期、島津軍の猛攻により滅亡寸前の大友家。敵の大軍勢が迫るなか、居城の留守を預かる吉岡妙林尼は、寡兵での籠城を決断、徹底抗戦の道を選びました。
「九州のジャンヌ・ダルク」の波乱の生涯を描きます。

時代小説文庫
今村翔吾さんの『風待ちの四傑 くらまし屋稼業』は発売日が8月9日に変更になりました。

柴田よしきさんの『あんの信じるもの お勝手のあん』
颶風の被害から建て替えられた「紅屋」は、お勝手も新しくなった上に、やすのための部屋も作られました。そしてお勝手で働く新しい小僧が加わりました。
料理人としての立場に緊張しながら、やすは期待に胸を膨らませつつ、お小夜さまと清兵衛さまに工夫を凝らした料理を考えます。しかし順調に見えた「紅屋」に対する何者かの嫌がらせが……。大好評お勝手のあんシリーズ第六弾!

講談社文庫
西條奈加さんの『亥子ころころ』
武家出身の職人・治兵衛を主に、出戻り娘のお永、孫娘のお君と三人で営む「南星屋」。
全国各地の銘菓を作り、味は絶品、値は手ごろと大繁盛だったが、治兵衛が手を痛め、
粉を捏ねるのもままならぬ事態に。不安と苛立ちが募る中、店の前に雲平という男が行き倒れて。『まるまるの毬』の続編。

双葉文庫
岡田秀文さんの『大坂の陣』
豊臣家を滅亡させ、徳川家の天下統一を決定付けた、最終決戦大坂の陣。戦国の世に終焉を告げた戦いを武将たちはどう見たのでしょうか。また、自決した豊臣秀頼の心中とは?
『賤ヶ岳』『関ヶ原』と続く、「豊臣興亡記」堂々の完結編です。

集英社文庫
佐藤賢一さんの『ナポレオン 1 台頭篇』
1769年、コルシカ島の小貴族・ボナパルト家の次男として生まれたナポレオン。地元のガキ大将だった彼は、パリの陸軍士官学校を出て、コルシカの英雄・パオリの親衛隊となりました。時はフランス革命真っただ中、コルシカにも革命をと勇み立つナポレオンでしたが、過ぎた才知と熱意ゆえ、島を追われる羽目に。パリが、革命が、彼を求め、ふたたび表舞台へ――。
第24回司馬遼太郎賞受賞作。文庫版全3巻連続刊行開始!

(公社)日本文藝家協会編『時代小説 ザ・ベスト2022』
千葉ともこ、東山彰良、澤田瞳子、篠田真由美、蝉谷めぐ実、岩井三四二、大塚已愛、佐藤究、砂原浩太朗、三國青葉、西山ガラシャ、皆川博子、永井紗耶子、各氏の短編小説傑作13篇を収録。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●6月13日発売 筑摩書房・ちくま学芸文庫
『日本商人の源流 中世の商人たち』 佐々木銀弥 『日本商人の源流 中世の商人たち』
『百姓の江戸時代』 田中圭一 『百姓の江戸時代』
●6月14日発売 光文社・光文社文庫
『初花 吉原裏同心(5) 決定版』 佐伯泰英 『初花 吉原裏同心(5) 決定版』
『遣手 吉原裏同心(6) 決定版』 佐伯泰英 『遣手 吉原裏同心(6) 決定版』
『浮世小路の姉妹』 佐伯泰英 『浮世小路の姉妹』
『夜来る鬼 決定版 牙小次2郎無頼剣』 和久田正明 『夜来る鬼 決定版 牙小次2郎無頼剣』
『妙麟』
→記事:「2022年6月中旬の新刊(文庫)」をアップ
赤神諒 『妙麟』
『惜別 鬼役(五) 新装版』 坂岡真 『惜別 鬼役(五) 新装版』
『影忍び 日影左近事件帖』 藤井邦夫 『影忍び 日影左近事件帖』
●6月15日発売 角川春樹事務所・ハルキ文庫
『親王殿下のパティシエール(6) 大英帝国の全権大使』 篠原悠希 『親王殿下のパティシエール(6) 大英帝国の全権大使』
『信長鉄道 関ヶ原を越えて! 』 豊田巧 『信長鉄道 関ヶ原を越えて! 』
●6月15日発売 角川春樹事務所・時代小説文庫
『あんの信じるもの お勝手のあん』 柴田よしき 『あんの信じるもの お勝手のあん』
『さしみ朝膳 料理人季蔵捕物控』 和田はつ子 『さしみ朝膳 料理人季蔵捕物控』
●6月15日発売 講談社・講談社文庫
『侠骨記 〈新装版〉』 宮城谷昌光 『侠骨記 〈新装版〉』
『異邦の使者 南天の神々』 中村ふみ 『異邦の使者 南天の神々』
『将軍の宴 公家武者信平ことはじめ(九)』 佐々木裕一 『将軍の宴 公家武者信平ことはじめ(九)』
『亥子ころころ』 西條奈加 『亥子ころころ』
『うちの旦那が甘ちゃんで 寿司屋台編』 神楽坂淳 『うちの旦那が甘ちゃんで 寿司屋台編』
●6月15日発売 竹書房・竹書房文庫
『日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ』 横田順彌 『日露戦争秘話 西郷隆盛を救出せよ』
●6月16日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『文蔵2022.7・8』
→記事:『文蔵2022.7・8』ブックガイドは動物と小説
「文蔵」編集部編 『文蔵2022.7・8』
●6月16日発売 双葉社・双葉文庫
『わるじい慈剣帖(九)-ねむれない』
→記事:会えない日々が孫への愛を深める。わるじいの眠れない夜
風野真知雄 『わるじい慈剣帖(九)-ねむれない』
『大坂の陣』 岡田秀文 『大坂の陣』
『浪人若さま 新見左近 決定版【五】-陽炎の宿』
→記事:村からの訴状。苦しむ領民を救うべく、左近は甲州路を往く
佐々木裕一 『浪人若さま 新見左近 決定版【五】-陽炎の宿』
●6月17日発売 集英社文庫・集英社文庫
『ナポレオン 1 台頭篇』 佐藤賢一 『ナポレオン 1 台頭篇』
『時代小説 ザ・ベスト2022』 (公社)日本文藝家協会 『時代小説 ザ・ベスト2022』
『おらんだ左近』 柴田錬三郎 『おらんだ左近』
●6月17日発売 三笠書房・知的生きかた文庫
『日本史の有名人たち 「その後」どうなった?』 山本博文監修 『日本史の有名人たち 「その後」どうなった?』
●6月20日発売 朝日新聞出版・朝日文庫
『傷 慶次郎縁側日記』 北原亞以子 『傷 慶次郎縁側日記』

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単行本★2022年6月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2022年6月の新刊(1日→末日) 2022年6月1日から6月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンク...