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文庫●2022年2月下旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2022年2月下旬の新刊(21日→月末)

2022年2月21日から2月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

今月の角川文庫は、要チェックです。

葉室麟さんの『洛中洛外をゆく』は、自身の小説の世界を解説し、主人公たちに託した想いを明かした人生論ともいうべき書。また、京都で3年間暮らした体験をもとに、小説の舞台となった京都の名所を案内します。

千野隆司さんの『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(三)』
善太郎のもとには、新米収穫間近の仕入れ先の村が野分に襲われたとの知らせが届きます。噂を聞きつけた商人が古米を買い占めようとする動きも出始め、善太郎たちは翻弄されます。果たして大黒屋と羽前屋の古米の行方は……。絡まる恋の行方も気になる、「古米三千俵」篇、完結!

篠綾子さんの『義経と郷姫』
河越重頼の娘、郷姫は源頼朝の命により、義経の許へ嫁ぎました。源平の戦いや頼朝・義経兄弟の争いにも巻き込まれていきます。義経の愛妾静御前の陰で、気高く生きぬいた一人の女性の生涯を描いた長編小説です。

伊東潤さんの『家康謀殺』
豊臣家を滅ぼすべく大坂城攻略に乗り出す徳川家康。伊賀者の吉蔵は、紛れ込んだ刺客を見破り、家康を守り抜くことができるのでしょうか。桶狭間から大坂の陣まで、スリリングな情報戦を綴った合戦連作集。

西條奈加さんの『隠居すごろく』
巣鴨で六代続く糸問屋の店主徳兵衛は、還暦を機に隠居生活に入りました。人生を双六にたとえれば、隠居は「上がり」のようなもの。だが、孫千代太が隠居家に訪れたことで、予想外に忙しい日々が始まりました。
人生の上がりだと思っていた隠居生活が、まさか「第二の双六」の始まりだったとは。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

●2月22日発売 KADOKAWA・角川文庫

『洛中洛外をゆく』 葉室麟 『洛中洛外をゆく』
『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(三)』 千野隆司 『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(三)』
『彩雲国物語 十四、黒蝶は檻にとらわれる』 雪乃紗衣 『彩雲国物語 十四、黒蝶は檻にとらわれる』
『義経と郷姫』 篠綾子 『義経と郷姫』
『家康謀殺』
→記事:「2022年2月下旬の新刊(文庫)」をアップ
伊東潤 『家康謀殺』
『隠居すごろく』 西條奈加 『隠居すごろく』
●2月22日発売 中央公論新社・中公文庫
『楠木正成(上)-新装版』 北方謙三 『楠木正成(上)-新装版』
『楠木正成(下)-新装版』 北方謙三 『楠木正成(下)-新装版』
『新装版-孤闘-立花宗茂』 上田秀人 『新装版-孤闘-立花宗茂』
『新装版 マンガ日本の歴史23-旧石器人の登場と縄文時代の幕開け』 石ノ森章太郎 『新装版 マンガ日本の歴史23-旧石器人の登場と縄文時代の幕開け』
●2月28日発売 二見書房・二見時代小説文庫
『料理春秋 小料理のどか屋 人情帖34』 倉阪鬼一郎 『料理春秋 小料理のどか屋 人情帖34』
『南町 番外同心1 名無しの手練』 牧秀彦 『南町 番外同心1 名無しの手練』
『赤ん坊地蔵 ご隠居は福の神8』 井川香四郎 『赤ん坊地蔵 ご隠居は福の神8』
●2月28日発売 新潮社・新潮文庫
『市塵(上)』 藤沢周平 『市塵(上)』
『市塵(下)』 藤沢周平 『市塵(下)』

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単行本★2022年2月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2022年2月の新刊(1日→末日) 2022年2月1日から2月2月末日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリ...