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文庫●2021年10月下旬の新刊

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時代小説●文庫新刊情報|2021年10月下旬の新刊(21日→月末)

2021年10月21日から10月末日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

今月は、角川文庫の新刊が楽しみです。

安部龍太郎さんの『朝ごとに死におくべし 葉隠物語』
武士としての心得を説く『葉隠』は、佐賀藩士の山本常朝が口述し、同藩士の田代陣基が筆録しまとめた書物。藩内の諍いに巻き込まれた陣基は、武士の意地を見せるために切腹を決意し、山本常朝を訪ねるが、そこで語られたのは驚天動地の武士道観でした。

山田風太郎さんの『忍法剣士伝』
“びるしゃな如来”という幻法を掛けられ、あらゆる男を誘惑し悩殺する体になってしまった北畠具教の一人娘、旗姫。野獣と化した12人の剣豪たちから旗姫を守り抜くため、若き忍者が立ち上がる、幻の忍法帖。

東山彰良さんの『夜汐』
やくざ者の蓮八は遊女に身を落とした幼なじみを助けるため、無宿人たちの賭場を急襲。報復のために差し向けられたのは、謎に包まれた無敵の殺し屋・夜汐。蓮八は身を隠すため、新選組隊士となる……。直木賞作家による、幕末ロードノベル。

梓澤要さんの『方丈の孤月』
鴨長明は、下鴨神社の神職の家に生を受け、歌に打ち込み、琵琶に耽溺しながらも、出世叶わず、五十歳で出家しました。平家の興亡を目の当たりにし、大火事、大飢饉、大地震などの災厄を生き延びた長明が、人里離れた山奥に庵を構え、『方丈記』を記すまでの流転の生涯を描く歴史小説。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい

●10月21日発売 KADOKAWA・角川ソフィア文庫
『鎌倉殿と執権北条130年史』 岡田清一 『鎌倉殿と執権北条130年史』
『鬼むかし 昔話の世界』 五来重 『鬼むかし 昔話の世界』
『三十六歌仙 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』 吉海直人編集 『三十六歌仙 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』
●10月21日発売 KADOKAWA・角川文庫
『江戸落語奇譚 始まりと未来』 奥野じゅん 『江戸落語奇譚 始まりと未来』
『皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束』 尾道理子 『皇帝の薬膳妃 紅き棗と再会の約束』
『初秋の剣 大江戸定年組』 風野真知雄 『初秋の剣 大江戸定年組』
『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(二)』 千野隆司 『新・入り婿侍商い帖 古米三千俵(二)』
『斉国札術士録 活版書房と札見習い』 九条菜月 『斉国札術士録 活版書房と札見習い』
『朝ごとに死におくべし 葉隠物語』 安部龍太郎 『朝ごとに死におくべし 葉隠物語』
『忍法剣士伝』 山田風太郎 『忍法剣士伝』
『夜汐』
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東山彰良 『夜汐』
●10月22日発売 幻冬舎
『増補版 明治を創った男 西園寺公望が生きた時代』 小泉達生 『増補版 明治を創った男 西園寺公望が生きた時代』
●10月25日発売 潮書房光人新社・産経NF文庫
『台湾を築いた明治の日本人』 渡辺利夫 『台湾を築いた明治の日本人』
●10月26日発売 二見書房・二見時代小説文庫
『狐の嫁入り ご隠居は福の神7』 井川香四郎 『狐の嫁入り ご隠居は福の神7』
『三代目誕生 小料理のどか屋 人情帖33』 倉阪鬼一郎 『三代目誕生 小料理のどか屋 人情帖33』
『二人の手練 奥小姓裏始末5』 青田圭一 『二人の手練 奥小姓裏始末5』
●10月26日発売 学陽書房
『武田信玄と武田四天王』 野中信二 『武田信玄と武田四天王』
●10月28日発売 新潮社・新潮文庫
『方丈の孤月』 梓澤要 『方丈の孤月』

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単行本★2021年10月の新刊
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