時代小説●文庫新刊情報|2020年11月中旬の新刊(11日→20日)
2020年11月11日から11月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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幻冬舎時代小説文庫から、安部龍太郎さんの『家康(五) 本能寺の変』が出ます。
戦国大河第五巻では、最新史料をもとに本能寺の変の裏側を描きます。生涯最大の危機といわれた「伊賀越え」の真相に触れます。
講談社文庫の新刊にも注目です。
夏原エヰジさんの『Cocoon2 蠱惑の焔』。
最高級遊女・花魁でありながら、夜になれば鬼退治に奔走する瑠璃。四君子と名高い花魁が相次いで失踪するなど不可解なことが続く中、瑠璃たちの前に真の敵が姿を現します。シリーズ第2弾。
逢坂剛さんの『奔流恐るるにたらず 重蔵始末(八)完結篇』。
普段は傍若無人で傲岸不遜な近藤重蔵。五度にわたる蝦夷地巡見を終えた後、悪口乱行がたたり、ついに役なしの小普請入りとなります。「重蔵始末」シリーズ、ついに完結。
ベテラン脚本家・鎌田敏夫さんの『夢のまた夢 人が、命をかけて守りたいものは、何か。』が時代小説文庫から刊行されます。
ドラマ「MAGI 天正遣欧少年使節」の脚本を元に、戦国の世を描いた書き下ろし小説。
集英社文庫の新刊では、警察小説の名手で空手家の、今野敏さんの『武士マチムラ』に食指が動きました。
数々の武勇伝で知られる伝説の武士、松茂良興作。幕末から維新の激動の荒波の中、空手の真髄と沖縄のあるべき姿を追い求めた男の、波乱の一代記です。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
◎:文庫書き下ろし
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