時代小説●文庫新刊情報|2020年7月上旬の新刊(1日→10日)
2020年7月1日から7月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
→新刊情報リストを見る
小学館文庫から出る、青木主水さんの『徒目付 情理の探索 純白の死』が気になります。
公儀目付の許で、二人一組で役目を遂行する、徒目付を主人公とした、痛快人情時代小説。
幻冬舎時代小説文庫からは、安部龍太郎さんの『家康〈一〉 信長との同盟』が出ます。
信長でも秀吉でもなく、なぜ家康が戦国最後の覇者となれたのか。家康の生涯を描く大河歴史小説の始まりです。
PHP文芸文庫から刊行される、麻倉一矢さんの『はぐれ火盗改 松平左金吾 怪盗かまいたちの謎』も楽しみです。
松平左金吾は、老中松平定信の甥で、火盗改補佐役に任命されますが、上役は「鬼平」として知られる長谷川平蔵。さあ、大変。
光文社文庫の新刊では、上田秀人さんの『総力 聡四郎巡検譚(六)』に注目。
将軍吉宗の命で「世の中を見てこい」といわれ、東海道を西へ旅して、京と大坂を見て回った道中奉行副役の水城聡四郎。江戸に残した愛娘の紬が攫われたと報せが……。
「巡検譚シリーズ」の最終巻となります。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
◎:文庫書き下ろし
↑ 新刊情報Topへ|← 2020年6月の新刊 下(21日→月末)|2020年7月の新刊 中(11日→20日) →
単行本★2020年7月の新刊
単行本★時代小説新刊情報|2020年7月の新刊(1日→末) 2020年7月1日から7月31日の間に、単行本(新書含む)で刊行される時代小説、歴史関連書の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンク...