時代小説●文庫新刊情報|2020年2月の新刊 上(1日→10日)
2020年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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時代小説文庫からは、今村翔吾さんの『花唄の頃へ くらまし屋稼業』が出ます。
大旗本の次男で部屋住みの身分で、半分無頼の悪仲間であった四人組の一人で、一刀流の剣の達人が、ある晩、酒場で盛り上がった帰り道、何者かに殺された。自らも狙われるかもしれないと恐れた三人は、身を守るために裏の道に頼るが……。
大人気の「くらまし屋稼業」シリーズ第6弾です。
PHP文芸文庫から『ねこだまり 〈猫〉時代小説傑作選』が刊行されます。宮部みゆきさん、諸田玲子さん、田牧大和さん、西條奈加さん、折口真喜子さん、森川楓子さんの大江戸猫小説を収録しています。
光文社文庫の新刊では、あさのあつこさんの『雲の果』に注目しています。
「弥勒シリーズ」第八弾です。
病死した男と遺された帯。殺された女と焼けた帯。謎めいた帯の奇妙な繋がりを北定町廻り同心木暮信次郎と岡っ引伊佐治が探ります。
小学館文庫の新刊も楽しみです。
上田秀人さんの『勘定侍 柳生真剣勝負〈一〉 召喚』。
大名となった柳生家の危機に、柳生但馬守宗矩に召し出された、大坂一の唐物問屋の孫・一夜。武士となった一夜は柳生家を救えるのか? 痛快時代小説シリーズの始まりです。
金子成人さんの『付添い屋・六平太 妖狐の巻 願掛け女』。
女中から、殺された弟の敵打ち成就の為、願掛けの付添いをしてほしいと依頼される表題作はじめ、四話を収録。女子供を狙う悪に対して、付添屋六平太が颯爽と立ち向かいます。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:新装版/復刊
♪ :気になる/チェックしたい
◎:文庫書き下ろし
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