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2019年9月の新刊 下

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時代小説 文庫新刊情報

2019年9月の新刊 下(21日→月末)
更新日:2019/10/01

2019年9月21日から9月30日の間に文庫で出る時代小説の新刊情報です。
新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

角川文庫の新刊に注目。
木内昇さんの『光炎の人 上・下』が刊行されます。
『漂砂のうたう』で直木賞を受賞した著者による、明治大正時代に、電気技術に魅せられた一人の技師の生き様を描く大河小説。

吉橋通夫さんの『ずくなし半左事件簿』も楽しみな青春時代小説です。
松本藩郡方見習い同心の一志半左は、土地の言葉で臆病者を指す「ずくなし」と呼ばれていた……。

新潮文庫の新刊もファンにはうれしいラインナップです。

梶よう子さんの『五弁の秋花: みとや・お瑛仕入帖』は、『ご破算で願いましては』に続く下町よろず屋繁盛記シリーズ第2弾です。なんでもかでも三十八文、江戸の百均「みとや」の看板娘・お瑛の活躍で心が晴れやかになります。

天野純希さんの『信長嫌い』は、今川義元、三好義継、百地丹波、織田秀信。信長のせいで、歴史の主役にはなれなかった男たちの人生を描いた戦国列伝です。

武内涼さんの『駒姫: 三条河原異聞』は、関白秀次の側室となった、最上義光の娘・駒姫とその家臣たちの壮絶な戦いを描いた歴史ロマン。

★2019/10/01追記
山本一力さんの『カズサビーチ』。1845年、捕鯨船マンハッタン号は洋上で日本人漂流者22人を救助。彼らを送り届けるために、鎖国の日本に針路をとった。ペリー来航の8年前にあった日米交流の史実を題材に、船乗りたちの友情を描く興奮の歴史長編です。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●9月21日発売 KADOKAWA・角川文庫
『しつこい男 身代わり若殿 葉月定光4』 佐々木裕一 『しつこい男 身代わり若殿 葉月定光4』
『富籤始末 江戸の御庭番4』 藤井邦夫 『富籤始末 江戸の御庭番4』
『光炎の人 上』 木内昇 『光炎の人 上』
『光炎の人 下』 木内昇 『光炎の人 下』
『ずくなし半左事件簿』 吉橋通夫 『ずくなし半左事件簿』
●9月21日発売 KADOKAWA・角川ソフィア文庫
『中国古代史 司馬遷「史記」の世界』 渡辺精一 『中国古代史 司馬遷「史記」の世界』
『能楽手帖』 天野文雄 『能楽手帖』
『欧米人の見た開国期日本 異文化としての庶民生活』 石川榮吉 『欧米人の見た開国期日本 異文化としての庶民生活』
●9月26日発売 二見書房・二見時代小説文庫
『見えない敵 栄次郎江戸暦22』 小杉健治 『見えない敵 栄次郎江戸暦22』
『武士の一念 御庭番の二代目11』 氷月葵 『武士の一念 御庭番の二代目11』
『秘剣 枯れ葉返し 北風侍 寒九郎2』 森詠 『秘剣 枯れ葉返し 北風侍 寒九郎2』
●9月28日発売 新潮社・新潮文庫
『五弁の秋花: みとや・お瑛仕入帖』 梶よう子 『五弁の秋花: みとや・お瑛仕入帖』
『信長嫌い』 天野純希 『信長嫌い』
『決算! 忠臣蔵』 中村義洋・著、山本博文・原著 『決算! 忠臣蔵』
『駒姫: 三条河原異聞』 武内涼 『駒姫: 三条河原異聞』
『周五郎少年文庫 臆病一番首: 時代小説集』 山本周五郎 ・著、末國善己・編集 『周五郎少年文庫 臆病一番首: 時代小説集』
『カズサビーチ』 山本一力 『カズサビーチ』

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