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2019年4月の新刊 中

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時代小説 文庫新刊情報

2019年4月の新刊 中(11日→20日)
更新日:2019/04/23

2019年4月11日から4月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

今月も楽しみな新刊が続々刊行されます。

ハルキ文庫からは、今村翔吾さんの『秋暮の五人 くらまし屋稼業』が出ます。人気シリーズ第4弾です。

見知らぬ者の文で呼び出されたひと癖ある五人の男たち。誰が何の目的で呼び出したのか。

櫻部由美子さんの『ひゃくめ はり医者安眠 夢草紙』にも食指が動きます。著者は『シンデレラの告白』で第7回角川春樹小説賞を受賞した新進気鋭の作家です。

光文社文庫の新刊では、辻堂魁さんの『夜叉萬同心 本所の女』が刊行されます。「風の市兵衛」に次ぐ人気シリーズの新作です。

中村彰彦さんの『戦国はるかなれど(上・下): 堀尾吉晴の生涯』は、豊臣秀吉の重臣で、秀吉の没後は徳川家康に接近した戦国武将。戦国歴史小説で、主役級で描かれることが少なく手垢がついていない人物で、興味深い作品です。

祥伝社文庫の新刊も豪華なラインナップになりました。

葉室麟さんの『秋霜』は、豊後羽根藩シリーズ第4弾です。葉室節が冴える、感涙の一冊。

野口卓さんの『家族 新・軍鶏侍』は、南国・園瀬を舞台に、道場主・岩倉源太夫とその家族を清冽に描いた、読み味のよい時代小説です。

朝井まかてさんの『落陽』は、明治天皇崩御直後に起こった明治神宮創建に迫る人間ドラマを描いています。改元の時期に読んでみたい作品です。

講談社文庫では、1テーマの時代小説アンソロジー『決戦!桶狭間』を楽しみにしています。冲方丁さん、砂原浩太朗さん、矢野隆さん、富樫倫太郎さん、宮本昌孝さん、木下昌輝さん、花村萬月さんといった実力派の作家たちの戦国小説競演が楽しめます。

集英社文庫では、天野純希さんの『剣風の結衣』が刊行されます。ファンタジックな戦国小説『風吹く谷の守人』を改題して文庫化した作品のようで、気になります。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:読んだことがある/持っている
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●4月11日発売 角川春樹事務所・ハルキ文庫
『秋暮の五人 くらまし屋稼業』今村翔吾『秋暮の五人 くらまし屋稼業』
『十手長屋物語(二)』坂岡真『十手長屋物語(二)』
『一膳めし屋丸九』中島久枝『一膳めし屋丸九』
『ひゃくめ はり医者安眠 夢草紙』櫻部由美子『ひゃくめ はり医者安眠 夢草紙』
●4月11日発売 光文社・光文社文庫
『金座: 鬼役(二十六)』坂岡真『金座: 鬼役(二十六)』
『夜叉萬同心 本所の女』辻堂魁『夜叉萬同心 本所の女』
『隠密道中: 闇御庭番(二)』早見俊『隠密道中: 闇御庭番(二)』
『戦国はるかなれど(上): 堀尾吉晴の生涯』中村彰彦『戦国はるかなれど(上): 堀尾吉晴の生涯』
『戦国はるかなれど(下): 堀尾吉晴の生涯』中村彰彦『戦国はるかなれど(下): 堀尾吉晴の生涯』
『秘剣龍牙』戸部新十郎『秘剣龍牙』
●4月12日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎』小杉健治『宵の凶星 風烈廻り与力・青柳剣一郎』
『秋霜』葉室麟『秋霜』
『家族 新・軍鶏侍』野口卓『家族 新・軍鶏侍』
『落陽』朝井まかて『落陽』
『寒の辻 北町奉行所捕り物控』長谷川卓『寒の辻 北町奉行所捕り物控』
『信長の軍師 巻の三 怒濤編』岩室忍『信長の軍師 巻の三 怒濤編』
『純情姫と身勝手くノ一』睦月影郎『純情姫と身勝手くノ一』
●4月12日発売 講談社・講談社学術文庫
『江戸東京の庶民信仰』長沢利明『江戸東京の庶民信仰』
『名字の歴史学』奥富敬之『名字の歴史学』
●4月16日発売 講談社・講談社文庫
『時代ミステリ傑作選 逃亡記』山本周五郎『時代ミステリ傑作選 逃亡記』
『決戦!桶狭間』冲方丁、砂原浩太朗、矢野隆、富樫倫太郎、宮本昌孝、木下昌輝、花村萬月『決戦!桶狭間』
●4月17日発売 岩波書店・岩波文庫
『転換期の大正』岡義武『転換期の大正』
●4月17日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『文蔵 2019.5』「文蔵」編集部・編集『文蔵 2019.5』
●4月19日発売 集英社・集英社文庫
『剣風の結衣』天野純希『剣風の結衣』
『帝都妖怪ロマンチカ ~猫又にマタタビ~』真堂樹『帝都妖怪ロマンチカ ~猫又にマタタビ~』

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