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2019年1月の新刊 上

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時代小説 文庫新刊情報

2019年1月の新刊 上(1日→10日)
更新日:2019/01/11

2019年1月1日から1月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
新刊情報リストを見る

新しい年も注目の新刊が刊行されます。

佐伯泰英さんの『奈緒と磐音 居眠り磐音』文春文庫から刊行されます。

「居眠り磐音」シリーズといえば双葉文庫で蓬田やすひろさんの装画のイメージが強いので、見慣れていないせいか違和感がありますが、若き日の「磐音」の物語が読めるのは大きな楽しみでもあります。

文春文庫からは、平岩弓枝さんの『お伊勢まいり 新・御宿かわせみ6』も出ます。
こちらは「新・御宿かわせみ」シリーズで初の長編作品です。

小学館文庫の新刊も楽しみにしています。
安住洋子さんの『遙かなる城沼』は、館林藩を舞台に、美しい城沼の風景とともに、一人の若者の成長を描いた武家小説です。

山本一力さんの『落語小説集 芝浜』は、表題作のほか、「井戸の茶碗」「百年目」など古典落語の人情噺全5編をノベライズした作品集。江戸の人情世界が広がります。

双葉文庫では、築山桂さんの『影の泣く声-左近 浪華の事件帖(3)』に注目。「左近 浪華の事件帖」の新作です。

光文社文庫からは、上田秀人さんの『動揺: 聡四郎巡検譚(三)』が出ます。
新たに道中奉行副役となった水城聡四郎の活躍ぶりやいかに。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:新装版/復刊
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●1月1日発売 文芸社・文芸社セレクション
『わたしの東濃戦国史』 小林保一 『わたしの東濃戦国史』
『信松尼』 河辺リツ 『信松尼』
●1月1日発売 文芸社・文芸社文庫
『卑弥呼から神武へ 日本の古代史を見直す』 吉原賢二 『卑弥呼から神武へ 日本の古代史を見直す』
●1月4日発売 文藝春秋・文春文庫
『奈緒と磐音 居眠り磐音』 佐伯泰英 『奈緒と磐音 居眠り磐音』
『お伊勢まいり 新・御宿かわせみ6』 平岩弓枝 『お伊勢まいり 新・御宿かわせみ6』
『日本史の探偵手帳』 磯田道史 『日本史の探偵手帳』
『剣豪夜話』 津本陽 『剣豪夜話』
●1月4日発売 小学館・小学館文庫
『遙かなる城沼』 安住洋子 『遙かなる城沼』
『落語小説集 芝浜』 山本一力 『落語小説集 芝浜』
●1月4日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『睦月童』 西條奈加 『睦月童』
●1月8日発売 日本経済新聞出版社・日経ビジネス人文庫
『気候で読む日本史』 田家康 『気候で読む日本史』
『[現代語訳]孫子』 杉之尾宜生 『[現代語訳]孫子』
●1月9日発売 双葉社・双葉文庫
『若殿女難記』 山本周五郎 『若殿女難記』
『影の泣く声-左近 浪華の事件帖(3)』 築山桂 『影の泣く声-左近 浪華の事件帖(3)』
『なんてこったい!-若旦那道中双六(4)』 金子成人 『なんてこったい!-若旦那道中双六(4)』
●1月10日発売 光文社・光文社文庫
『動揺: 聡四郎巡検譚(三)』 上田秀人 『動揺: 聡四郎巡検譚(三)』
『隠密船頭』 稲葉稔 『隠密船頭』
『陽炎の符牒: 日暮左近事件帖』 藤井邦夫 『陽炎の符牒: 日暮左近事件帖』
『よこはま象山揚げ: 南蛮おたね夢料理(八)』 倉阪鬼一郎 『よこはま象山揚げ: 南蛮おたね夢料理(八)』

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