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2018年9月の新刊 中

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時代小説 文庫新刊情報

2018年9月の新刊 中(11日→20日)
更新日:2018/09/25

2018年9月11日から9月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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双葉文庫から、鳴神響一さんの『仇花-おいらん若君 徳川竜之進(2)』が出ます。

吉原の廓に匿われた尾張家ご落胤、竜之進宗光が“見返りの柳剣”で浮き世の悪を斬る、痛快シリーズ第2作です。

講談社文庫で注目なのが、知野みさきさんの『江戸は浅草』です。

雷門で掏摸に遇い路頭に迷っていた真一郎は、貧乏長屋の大家・久兵衛に用心棒兼遣い走りとして拾われます。一風変わった長屋の住人たちと、町の騒動に立ち向かう、人情シリーズの開幕です。

集英社文庫からは、楽しみな2タイトルが刊行されます。

西條奈加さんの『九十九藤』は、江戸の人材派遣業、口入屋の女主人となったお藤が主人公。商いは人で決まるという信条を胸に、行き詰まった店を立て直すため、仲間と共に前代未聞の大勝負に打って出ます。

武内涼さんの『疾風の土佐』は、室町伝奇時代小説『はぐれ馬借』の第2弾。馬借(ばしゃく。馬を利用し、荷物を運搬する輸送業)を生業とする獅子若は、勧進で集めた銭を携えた雲水たちと阿波国へ向かいます。

!おすすめ度
:読みたい/入手したい
:読んだことがある/持っている
:気になる/チェックしたい
:文庫書き下ろし

●9月11日発売 光文社・光文社文庫
『[カラー版]春画四十八手』 車浮代 『[カラー版]春画四十八手』
『奥義花影: ひなげし雨竜剣(四)』 坂岡真 『奥義花影: ひなげし雨竜剣(四)』
『忍者大戦 赤ノ巻』 光文社文庫編集部・編集 『忍者大戦 赤ノ巻』
『正雪の埋蔵金: 日暮左近事件帖』 藤井邦夫 『正雪の埋蔵金: 日暮左近事件帖』
『暗闇のふたり: 人情同心 神鳴り源蔵』 小杉健治 『暗闇のふたり: 人情同心 神鳴り源蔵』
『秋の蝉: 隅田川御用帳(十八)』 藤原緋沙子 『秋の蝉: 隅田川御用帳(十八)』
●9月11日発売 二見書房・二見サラ文庫
『あやかし長屋の猫とごはん』 須垣りつ 『あやかし長屋の猫とごはん』
●9月12日発売 双葉社・双葉文庫
『黄金色の雲-口入屋用心棒(42)』 鈴木英治 『黄金色の雲-口入屋用心棒(42)』
『葵の密使(4)-新装版 不知火隼人風塵抄』 稲葉稔 『葵の密使(4)-新装版 不知火隼人風塵抄』
『塔頭-大江戸算法純情伝(3)』 山根誠司 『塔頭-大江戸算法純情伝(3)』
『仇花-おいらん若君 徳川竜之進(2)』 鳴神響一 『仇花-おいらん若君 徳川竜之進(2)』
●9月12日発売 祥伝社・祥伝社文庫
『狐夜叉 浮かれ鳶の事件帖』 原田孔平 『狐夜叉 浮かれ鳶の事件帖』
『箱根路闇始末 はみだし御庭番無頼旅』 鳥羽亮 『箱根路闇始末 はみだし御庭番無頼旅』
●9月12日発売 講談社・講談社学術文庫
『天皇の歴史10 天皇と芸能』 渡部泰明、阿部泰郎、鈴木健一、松澤克行 『天皇の歴史10 天皇と芸能』
『日本永代蔵 全訳注』 井原西鶴 『日本永代蔵 全訳注』
●9月12日発売 講談社・講談社文芸文庫
『隠れたる事実 明治裏面史』 伊藤痴遊 『隠れたる事実 明治裏面史』
●9月13日発売 角川春樹事務所・ハルキ文庫
『つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや』 坂井希久子 『つるつる鮎そうめん 居酒屋ぜんや』
●9月14日発売 講談社・講談社文庫
『呉越春秋 湖底の城 七』 宮城谷昌光 『呉越春秋 湖底の城 七』
『江戸は浅草』 知野みさき 『江戸は浅草』
●9月15日発売 岩波書店・岩波文庫
『源氏物語(四)玉鬘―真木柱』 柳井滋、室伏信助、大朝雄二、鈴木日出男、藤井貞和、今西祐一郎、校註 『源氏物語(四)玉鬘―真木柱』
『鹿児島戦争記――実録 西南戦争』 篠田仙果 『鹿児島戦争記――実録 西南戦争』
●9月16日発売 PHP研究所・PHP文芸文庫
『文蔵 2018.10』 「文蔵」編集部・編集 『文蔵 2018.10』
●9月20日発売 幻冬舎・幻冬舎時代小説文庫
『町奉行内与力奮闘記七 外患の兆』 上田秀人 『町奉行内与力奮闘記七 外患の兆』
●9月20日発売 集英社・集英社文庫
『九十九藤』 西條奈加 『九十九藤』
『疾風の土佐』 武内涼 『疾風の土佐』

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