時代小説 文庫新刊情報
2017年6月の新刊 中(11日→20日)
更新日:2017/06/20
2017年6月11日から6月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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ハルキ文庫の新刊では、辻堂魁さんの『天神小五郎 人情剣』を楽しみにしています。出版元のサイトでもこれから出る本として、表紙装画以外に公開されていないので、どんなストーリーなのか想像を膨らますしかありません。
祥伝社文庫からは、宮本昌孝さんの『風魔外伝』が出ます。稀代の忍び、風魔小太郎の生涯を描いた長編伝奇小説『風魔』の番外編ともいうべき作品。
あさのあつこさんの『かわうそ お江戸恋語り。』も文庫化されます。十七歳のお八重の一途な恋の行方に、ハラハラドキドキ。
双葉文庫からは、お気に入りのシリーズが刊行されます。
誉田龍一さんの『手習い所 純情控帳 泣き虫先生、幽霊を退治する』は、手習い所の泣き虫先生こと、三好小次郎が活躍する心温まる人情シリーズの第2弾。
芝村凉也さんの『抜刀不斬-御家人無頼 蹴飛ばし左門(8)』は、規格外の無頼御家人・三日日左門の活躍を描くシリーズ第8弾。
講談社文庫の新刊は、食指が動く作品が並びます。
上田秀人さんの『因果 百万石の留守居役(九)』と、風野真知雄さんの『隠密 味見方同心(八) ふふふの麩』は、読み始めたら止められない、人気シリーズの最新作。
山本一力さんの『ジョン・マン 4 青雲編』は、中浜万次郎ことジョン・マンの生涯を描いた長編小説。青雲編では、アメリカでの暮らしを描いています。
西條奈加さんの『まるまるの毬』は、江戸の菓子舗を舞台にしていて、ハートウォーミングで読み味絶品。
松岡圭祐さんの『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は、人気のミステリー作家が挑んだ明治小説。ホームズが日本で実際に起きた大津事件の謎に挑むという設定に心惹かれます。
!おすすめ度
★:読みたい/入手したい
■:読んだことがある/持っている
♪ :気になる/チェックしたい
◎:文庫書き下ろし