時代小説 文庫新刊情報
2017年2月の新刊 上(1日→10日)
更新日:2017/02/11
2017年2月1日から2月10日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リストです。新刊の各タイトルは、Amazon.co.jpの詳細紹介ページにリンクを張っています。
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徳間書店・徳間文庫から刊行される、作家の澤田瞳子さんの選による『大江戸猫三昧 時代小説アンソロジー 〈新装版〉』は、猫が活躍する時代小説アンソロジー。傑作ぞろいで作品の選択眼が見事です。
風野真知雄さんの『穴屋でございます』は、『穴屋佐平次難題始末』(2008年2月・徳間文庫刊)を改題したもの。
文春文庫から、山本兼一さんの『夢をまことに 上』『夢をまことに 下』が文庫化して出ます。江戸時代の鉄砲鍛冶でありながら、飛行船や潜水艇までつくろうとした国友一貫斎を描いた長編小説。
野口卓さんの『思い孕み ご隠居さん(六)』は、大好評シリーズの6作目。上質な落語のような語り口でほっこりとし、心豊かになれます。
2017/02/11追記:
コスミック時代文庫から、誉田龍一さんの文庫書き下ろし時代小説、『将軍を蹴った男 松平清武江戸奮闘記』が出ました。松平清武は、三代家光の孫にして六代家宣の実弟で、上州館林藩主という実在の人物。八代吉宗を市中から支え、享保の改革の片棒を担いだ清武を描く新シリーズです。
!おすすめ度
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◎:文庫書き下ろし