新刊情報

「帳尻屋始末」シリーズのセカンドシーズンにあたる、坂岡真さんの『土風　帳尻屋仕置(一)』が双葉社・双葉文庫より刊行されました。花見の季節になると、江戸には強風が吹き荒れる。神田馬ノ鞍横町で口入屋を営む蛙屋忠兵衛は、小商いばかりで、ぱっとしな...

「北町南町かけもち同心」シリーズが好評の、いずみ光さんの『泣き虫老中　遠山備前』がコスミック・時代文庫より刊行されました。若くして老中首座に抜擢された遠山備前守清流は権力を笠に着ず、庶民と直に触れ合うことが政の第一、を信条とする人情家であっ...

新進時代小説家の、入江棗（いりえなつめ）さんの『おんな瓦版うわさ屋千里の事件帖　浪花男』が大和書房・だいわ文庫より刊行されました。上方料理か江戸料理か！　イケメンだがろくでなし浪花男・藤助に入れ揚げ、結婚詐欺に……。またもや落ち込む千里だっ...

2015年10月11日から10月20日の間に、文庫で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2015年10月の新刊　中」を掲載しました。今回の注目は講談社文庫の新刊です。朝井まかてさんの『恋歌』が刊行されます。水戸天狗党の志士を夫に持ち、樋口一...

時代小説の名手、小杉健治さんの『浪人榊市之助　宝剣始末』が宝島社文庫より刊行されました。上司の妻との密通が発覚し信州高尾藩から江戸深川に逃れた浪人榊（さかき）市之助。しかし、それは家老平木主水の密命による仮の姿だった。藩を二分する世継ぎ騒動...