作家 「池波正太郎の世界展」を見て 遅れ馳せながら、世田谷文学館の「池波正太郎の世界展」を見てきた。池波正太郎さんは、わたしを時代小説の虜にした恩人の一人である。実を言うと、最初の池波さんの本との出合いは、三大シリーズ(『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』)ではなく... 2011.05.19 作家時代小説
ドラマ 大河ドラマ『新選組!』と時代考証 NHK大河ドラマ『新選組!』(三谷幸喜脚本)の時代考証をめぐって、ブログ(Weblog)で論争になっている。 近藤勇、土方歳三、坂本龍馬、桂小五郎が連れ立って黒船見物にでかけ、友だちになっていくという三谷幸喜さんの脚本をドラマ化するというは... 2011.05.19 ドラマ時代小説江戸
コラム 純情ももいろ日記と中田雅喜さんのこと 今回は、時代小説でも時代マンガでもなく、「月形龍之介HP」の作者で、マンガ家の中田雅喜(なかたあき)さんが、コミックエッセーを刊行されたので紹介する。 この本を読むまで、迂闊なことにこの本のこと、知らなかった。「ももいろ日記」は、1985年... 2011.06.25 コラム時代小説
コラム インプレッション:「野望と夏草」 約10年ぶりぐらいの観劇だった。最後に観たものは鴻上尚史さん演出のものだったと思う。というわけで、新国立劇場(東京・初台)も初めて。隣接するオペラシティタワーには、仕事で何回か訪れたことはあったのが…。折りからのクリスマス・イルミネーション... 2019.10.22 コラム平安
コラム 「司馬遼太郎展」を見て 後期から晩年にかけての文化人としての活躍ぶりから、どうも司馬遼太郎さんには近寄りがたさを感じていた。そして、司馬さんが伝奇的でエンターテインメント性の強い時代小説から、ビジネスマンの必読の書のような歴史小説へ、著作物を変えていったことで、時... 2011.06.26 コラム作家資料館・美術館