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単行本

人物

北海道開拓に命を捧げた者たちの感動の物語、第二弾

浮穴みみ(うきあなみみ)さんの時代小説集、『楡の墓』(双葉社)を入手しました。 本書は、明治初期の函館(箱館)を舞台にした5つの珠玉の短篇を収録した、『鳳凰の船』に続く、北海道開拓に命を捧げた者たちを描いた5編を描いた短篇集です。 明治初期...
単行本

最低亭主から別れて、人生を取り戻せ――江戸の離婚模様

西條奈加さんの長編時代小説、『わかれ縁(えにし)』を入手しました。 浮気と借金を繰り返す最低亭主から逃げた女房は、離縁できるのか? 江戸の離婚模様というと、田牧大和さんの『縁切寺お助け帖』など、幕府公認の縁切寺、鎌倉・東慶寺へ駆け込む女性た...
単行本

「2020年3月の新刊(単行本)」をアップ

2020年3月1日から3月31日の間に、単行本(ソフトカバー含む)で刊行される時代小説の新刊情報リスト「2020年3月の新刊(単行本)」を掲載しました。 今月は、中央公論新社から刊行される、浅田次郎さんの『流人道中記(上・下)』を紹介します...
単行本

大名の国替え、旗本たちの人事異動――お殿様たちの悲喜劇

歴史家の安藤優一郎さんの歴史読み物、『お殿様の人事異動』(日本経済新聞出版社)を献本いただきました。 春は、卒業、入学、進級、入社、転勤、異動など、人の移動が多い時期ですね。 江戸時代は、国替えという名の大名の異動(転封)が繰り返されました...
ミステリー

“江戸の天才”平賀源内の殺人事件の謎に迫るミステリー

乾緑郎(いぬいろくろう)さんの長編時代小説、『ねなしぐさ 平賀源内の殺人』(宝島社)を献本いただきました。 著者は、2010年、SFミステリーの『完全なる首長竜の日』で『このミステリーがすごい!(このミス)』大賞を受賞し、同じ年に伝奇時代小...